最近欲しいものリスト&アガリスクコーヒー大詰め

アガリスクコーヒー稽古大詰めです。
今日は自分が演出を担当する稽古が無いので、台本を直したりなんだかんだと執筆に勤しんでいます。
最近の息抜きは欲しいものをネット通販で調べることくらいなんですが、そんな中で気になったものをいくつか。
保温ポット
台本書くときとか常にコーヒーを飲みたいと思っているのだけど、インスタントに飽き飽きして、かといって一杯ずつドリップするのも面倒で、コーヒーメーカーで保温したらやっぱりインスタント並みに味が落ちるので、色々考えた結果、これなんじゃないかと。沢山ドリップで入れて、魔法瓶状態のもので保温、っていう。
ラーメン屋でつけ麺のスープ割りがセルフだったりするときの、例の卓上のポットです。
ようするこの手法って、よくお世話になってるミスドのコーヒーおかわり無料と同じシステムだな。
水出し珈琲ポット
一昨年からずっと言ってるので、そろそろ買うか、と。
コーヒーミル(電動)
上記の水出しアイスコーヒーに使う豆を挽くときに、今自宅にあるミル(アンティークっぽくて格好いい)だとめんどくさい上に、粗さを調節する機構が壊れてるので、いっそ電動が欲しい。
これだと電動なのに粗さ調節できて、しかも容量が多いっていう。
挙げてみたらコーヒー関係ばっかだな。
最近、いろんな意味でコーヒーづいている、ってことでどうかひとつ。
そうそう、アガリスクコーヒーにおける宮本さんとの共同の作品は、宮本さんの設定を引き継ぎ、自分史上最もバカな会話を書き上げて宮本さんの手に戻しました。
なので本日弄っているのは冨坂単独脚本・演出作品。
もうね、前回の記事で「ライバルはエクストリーム・シチュエーションコメディ」とか言いつつ、その目線で見ると、やっぱりまだまだアイデア面で押し切れるほどじゃなかったんじゃないか?と気づき、また稽古場でもそんな感じの熱い話し合いをして、直しています。
ここまで作品に奉仕してくれたり信じてくれる俳優陣がいるんなら、期待に応えなきゃ駄目人間でしょう。
と、まぁ、ぶっちゃけ、日程的にかなり迫ってきているので、大変ではあります。
が、その分普通じゃないシチュエーションコメディをやるので、皆さんマジで見に来てください。もうそれしか言えないっす。
そもそも「シチュエーションコメディ」って単語自体いろんな意味がありすぎて、しかもどの解釈もマイナーなので、漠然としてるんですが、そんな中でも、
【ルール】【嘘】【パズル】【ロジック】【ガジェット】【理屈】【相関図】【作戦】
などの面で気になっている方がいらしたら、是非いらしてください。
数編の短編のうち、冨坂作品では、そんな方が大好きなものをご用意してお待ちしております。
『アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ』
6/29(土)6/30(日)7/5(金)7/6(土)
新宿シアター・ミラクル
ご予約は こちら から

アガリスクコーヒーでやる作品について私情

書かなきゃいけないもの、チェックしなきゃいけないデザイン、注文しなきゃいけない商品は山積しているのだけど、ブログを書く。
普段はなかなか書き始められないけれど、禁止されたときの甘美なことといったら。
いや、別に誰にも禁止はされていないのだけど。
アガリスクコーヒーについて。
その中の、自分の脚本・演出作品について。
タイトル発表してたっけ?まぁいいや、『シチュエーションコメディレクイエム』について。
さて、私は演劇を始めてから一番最初に憧れたのが、ヨーロッパ企画の上田誠氏でした。
三谷幸喜の数々の舞台作品が初期衝動ではあるのだけど、はじめからある種「別物」として考えていたので、明確に作家として憧れ的な感情を抱いたのは上田誠氏が初であり、劇団として憧れたのもヨーロッパ企画でした。
「お話」よりも「笑い」をやりたかった当時の自分としては、そのスタンスを明確化しようとするあまりお話の否定みたいな思想に傾いていき、上田氏の「人間ドラマは書けないけど面白いシステムなら書ける」といったロジック方面、システム方面、理系方面に憧れ、傾倒していきます。
理系なんかじゃ全然ないのに。数学なんて赤点ばっかだったのに。
そしてアガリスクの所属俳優が「登場人物を真っ当に演じる」のが苦手、という意識もあって、その設定をこねくり回す感じは加速していきます。
それと同時に、ヨーロッパ企画やシベリア少女鉄道、電動夏子安置システムへの憧れと嫉妬は強まっていきます。ヨーロッパはファンってのが先に立つし、電夏はお互いに作品を見せ合える関係なのでいいとして、特にそれが強いのがシベ少でした。これは自分が慕っている演劇関係者にシベ少のファンが多い、ってのも拍車をかけるのでしょうが。
しかし、そういった「“システム”憧れ」「“ロジック”憧れ」と裏腹に、自分達の作品で評価されたのは、一番「お話」っぽくて、一番湿っぽくて、一番自分のパーソナルなものを投影した『ナイゲン』でした。
そして他所からの評価だけならまだしも、書いている自分自身で一番しっくり来るのも『ナイゲン』でした。
ナイゲンも再演しますが、それ以降のやりたい芝居を考えても、自然と、物語的なテーマや自分のパーソナルな問題意識を反映した作品ばかりだったりします。
今後はそういった「お話」路線でのコメディばっかりやるようになるのかもしれません。
でも、やっぱりまだ、芝居の評判で「ロジック」とか「システム」とか「トリッキーな構成(っていう言い方も安っぽいけど)」と聞いたときに「なぬっ!?」となってしまう自分を発見しました。
今回、せっかく本公演とは別の尺で芝居を書く機会を得たので、そんな自分を供養する作品を作ってみようと思います。理系コメディ憧れが全開だったときの自分が一番喜びそうな芝居を作ってみようと思います。
とはいえ、ライバルがヨーロッパや電夏やシベ少かというと、いざ書いてたらそんな感じではなくなってきました。
ライバルは、ナイゲン以降のアガリスクでも代表作に残り続けるであろうロジック系短編、『エクストリーム・シチュエーションコメディ』です。
【エクストリーム・シチュエーションコメディ(ペア)淺越×塩原組】エクストリーム・シチュエーションコメディ(ペア)淺越・塩原組
アガリスクコントでの『エクストリーム~』以外で、こういう路線の作品をやるのはもう無いかもしれません。そういう意味でも『シチュエーションコメディレクイエム』です。是非、ご覧くださいませ。
あ、シチュエーションコメディ自体は辞めませんけどね。
●公演概要●
『アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ』
【日時】
2013年6月29日(土)~30日(日),7月5日(金)~6日(土)
【会場】
新宿シアター・ミラクル
【タイムテーブル】
6/29(土)14:30/19:30
6/30(日)13:30/19:30
7/5(金)19:30
7/6(土)13:30/18:30
【料金】
予約券:¥2,000
当日券:¥2,500
初日割引:6/29(土)の14:30/19:30の回は500円引き
高校生割引:高校生以下のお客様は1,000円引き(要学生証提示)
【ご予約】
 こちら から
【作・演出】
冨坂友(アガリスクエンターテイメント)
宮本初(コーヒーカップオーケストラ)
【出演】
淺越岳人
鹿島ゆきこ
塩原俊之
沈ゆうこ(以上アガリスクエンターテイメント)
後藤慧
宮本初
モリサキミキ(以上コーヒーカップオーケストラ)
皮墓村(ゾンビジャパン)
信原久美子(コメディユニット磯川家)
細井寿代

バジル日記2&告知

朝方に家にいるときしか水あげられてないけど、結構育ってきた。
ただ一鉢に対して多すぎるから、そのうち間引かなきゃ。心が痛む。
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はい、アガリスクコーヒーの執筆大詰め。
皆は宮本班と、それぞれの幕間に挟まるコントの稽古に行ってます。俺は合同作品で、宮本さんからパスを受け取って台本にしてます。交換日記、往復書簡。
沈ゆうこ、信原さん、細井さんが軸になるフィナーレです。
ちなみに冨坂作品は、ナイゲンとかじゃなく、「みんなのへや」とか「エクストリーム〜」の路線で、ウチじゃなきゃやらないな、っていうコメディです。この殺風景でトリッキーなネタをコントレックス以外でやるのってもうないと思うので、そういう意味でも皆様ぜひぜひご来場くださいませ。
ご予約は こちら
あと、公演の詳細や稽古の様子はこっちの特設ページで公開中です。是非に。 こちら

台本書き&バジル日記1

昨日と今日はひたすら台本書きの日。
アガリスクコーヒーの。
それはそうと、最近またバジルを育てている。
こういう種をまいて、水をやるだけ。
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放置してて久しぶりに使った鉢は、水はけが異常に良すぎてすぐ乾いちゃうので、「こりゃダメかな」と思ってた。
そんなの関係なくすぐ芽が出た。
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新宿コントレックスVol.9終演

新宿コントレックス、終了いたしました!
ありがたいことに今回もチケット完売、満席で本番を迎えることができまして、しかも売り切れが今までで最速なんじゃないかって勢いで、感謝するばかりです。
本番当日も、大変あたたかい、いやむしろ熱いくらいの雰囲気でご覧頂き、有難かったです。
そして、自分のとこの演目に関してですが。
アガリスクエンターテイメントは、『テトリミノ=ファクトリー2』という作品を上演しました。
結果として、皆様にガタガタした不完全な形の作品をお見せすることになってしまい、誠に申し訳ありません…
言い訳めいた申し開きはしたくないけど、出演者やスタッフの名誉のために言っておくと、彼らのせいじゃありません。あの状況でよく何とかしてくれました。
…って書いて終わらそうと思ったけど、なんかとんでもなく不穏に見えるので、簡単に書きます。
テトリミノ=ファクトリーは、映像と絡むというか、舞台上手で行う芝居と下手に映る映像が同期して進むコントです。
その映像を誤って当日朝にダメにしてしまい、急遽、無事に残っていた製作段階の途中までの映像と、初演当時の昔の映像を組み合わせて、台本も三分の一くらいカットして、無理矢理つなげて上演しました。
その結果、何だかよくわからないものになった、結構スベった、という次第です。
もう完全に映像作りと演出やってた俺の責任です、はい。余裕をもったスケジュールにしていれば、修復も出来ていたかもしれません。
本当に申し訳ありませんでした。
なにより、今までアガリスクエンターテイメント作品を見て下さっていた方々に「勿体無かった」「悔しかった」と言わせてしまったのが悔しくてなりません。
今後は準備を完璧にし、新宿コントレックスのあの場でやり切れる形式の作品を上演します。
テトリミノ=ファクトリーに関しても、そもそもコントレックスでやるかどうかわかりませんが、いつか形を変えてちゃんとリベンジするつもりです。
ので、今後ともどうか宜しくお願いします。

コントレックス完売

テトリミノ台本の直しというか追記をし、映像を作っているだけの数日間。
あとは、前から『おいでよ』って曲が好きだったリリスク(lyrical schoolというラップアイドル)に完全にハマった。
昨日宣伝してすぐのタイミングで新宿コントレックスVol.9は予約券完売しました。皆様、沢山のご予約ありがとうございました。
あ、あとアガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラの出演者が決まりました。
新宿コントレックスVol.9で本チラシとともに発表します。

コントレックスとテトリミノまで1週間!

アガリスクがテトリミノ=ファクトリーを上演する新宿コントレックスVol.9まで、日付的にはあと1週間となりました。
そして今回はチケットの売れ行きが好調も好調で、既に残り10枚を切っている模様です(急いで!
ハナっからシアター・ミラクルの舞台を削って、客席を増やした仕様なのに!
さて、アガリスクでは以前も書いたテトリミノ=ファクトリーという作品をリメイクして臨みます。
今は主に本編で使う映像を作っています。必死で。
以前、池袋のシアターグリーン学生芸術祭でご覧になった方や、新宿タイニイアリスでご覧になった方には、ひとこと言っておきたい。「全然違うぞ!」と。
淺越・塩原は前回を経験していますが、残り二人が鹿島と沈に変わったことによって、だいぶ雰囲気も変わりました。というか、5年も前の作品と同じだと思ってくれるなよ、と。スピード感が増して、同時多発で事件が起こるようにもなっています。
最近のアガリスクエンターテイメントの作品をご覧になっている方にもひとこと言っておきたい。「全然違うぞ!」と。
最近は「物なんて使わねーし」的なスタンスで作品を作っていたのですが、今回はもうそういう理屈抜き。総力戦です。我ながら、新宿コントレックスでこんなテクニカル面が大変なことをやるんじゃないよ、と思わなくもないのですが、そうまでしてやりたいネタの数々が詰まっています。
シアターグリーン学生芸術祭の短編→テトリミノ=ファクトリー・プラスで長編化→今回のリメイクで短編化、この流れは、そう、ドラゴンボールのボスキャラですね。
変身して一度ボリュームが増えたボスが、さらに変身して小さくなる。そして、そのときが一番強いんです。
過去最強のテトリミノです。
あ、初めてご覧になる方は、とりあえず一度新宿コントレックスというイベントを見に来てください。このイベントが一回限りしか行われなくて、しかも1,500円という事実を。
常套句じゃなくホントに席が少なくなってきております。お早目のご予約をお待ちしております。
新宿コントレックスVol.9 チケット予約フォーム
新宿コントレックスVol.9
2013年5月2日(木)19:00開場 19:30開演
新宿シアター・ミラクルにて
【出場団体】(50音順)
アガリスクエンターテイメント
ENTIME’S
きのこん
小芝居集団コーンポタージュ
ゾンビジャパン
詳細・続報は こちら

RHYMESTERダーティーサイエンス行った

やばい、もう10日近く経ってるじゃないか。
先日、RHYMESTER『ダーティーサイエンス』リリースツアーのパシフィコ横浜公演に行ってきた。予約して発券し忘れて当日券に並んでたら、チケットを余らせた方に定価で譲ってもらい、そしたらなんと最前列でした。
ありがとう、トオルとヒロシ。ってビーバップハイスクールの二人じゃねぇか。
トオルは日本語ヒップホップシーンに超詳しい、成田で農業やってる同世代でした。そんなん、SRサイタマノラッパー観たら死ぬほど喰らうんだろうな。
ライブは、勿論ダーティーサイエンスを中心にしつつ、POP LIFEやマニフェスト曲も含む、復活後ライムスターの全部乗せみたいな公演でした。超良かった。
前回のPOP LIFE時もやった、宇多丸とDのアカペラでの掛け合いからの『Walk This Way』が見られたのがすごく嬉しかった。
細っそいサスの下で二人がポエトリーリーディングみたいに詩を詠んで掛け合って行き、それが段々韻を踏んでいって、曲が始まるやつ。
演劇活動をして何年にもなるし、毎年少しは数もみてるけど、こんなにカッコいいサス・ピンスポづかいを観たことがないよ。というか細いバキッとしたサスって照れてて苦手だったんだけど、好きになっちまうよ。
あと、ダンスや振り付けにならない、歌っている中の自然な動き(一番かっこいいやつ)について新たな発見。
歌詞を反映させた動きや立ち位置、例えば「崖っぷち」でステージの淵に立ったりする、アドリブの仕草に、演技や振り付けの最も原始的というか、根源的な何かをみた気がしたよ。
ちゃんと説明はできないのだけど。

Vol.8お礼と次(×3)へ

遅くなって(一週間も経っちゃって)すみません、新宿コントレックスVol.8は無事終了しました。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。『差別』と『お父さんをください』の二本立てでした。コントってホント難しいですね。あ、いや、こんな書き方したからって別にスベった訳では無いのですが。
これに関しては雑な定点撮影ですが映像を残したので編集してYouTubeにあげますね。
さて、次です。次と言っても次のどれなのか。そう、コントレックスでは一挙に色んな告知の第一報をしましたので。
●その1…ナイゲン再演
正確には再々演なのですが。昨年上演してご好評頂いた『ナイゲン』をもう一度上演します。
これは初演から再演のような大幅改稿ではなく、細部をブラッシュアップして、新しい演出で、可能なら同じメンバーで上演し、完全版を目指しちまおうという公演です。
劇場も同じシアター・ミラクルです。ぶっちゃけ新宿のあの劇場や下北沢のあの劇場など他の劇場からお声がかかってたりもしたのですが(まあなんと珍しいことでしょう、数年前O子小劇場に断られたアガリスクともあろうものが笑)、劇場機構や天井の高さ、なんとなくの豪華イメージよりも、ミラクルの提示してくれたロングラン支援の条件を取ることにしました。
世知辛い話をすると、いま現在可能な予算規模で最大限多くの期間上演し、最大限多くの方に見てもらえる機会をつくる道を選びました。
あ、劇場の使い方とか演出で、昨年見た方にも違う景色をお見せできる勝算もあってから契約したので、そこはご期待ください。
昨年見てくれた方、聞いたこともないぜって方、すべての方に向けてお送りします。
http://www.agarisk.com/news/13030702.php
●その2…コーヒーカップオーケストラと合同で
これまでも新宿コントレックスで、そして互いの公演への客演で、交流のある、同世代・二代名前長い・コメディ劇団のコーヒーカップオーケストラと合同のユニット「アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ」(←長い…)を結成し、公演を行うことになりました。
詳細は今まさに詰めているところなのですが、冨坂・宮本(コーヒーカップオーケストラ主宰)間での脚本と演出の分担でもなく、コントレックスのような作品持ち寄りでも無い、合同でなければ成立しない公演形態を考えています。
http://www.agarisk.com/news/13030701.php
●その3…次のコントレックスでやること
5/2(木)にやる新宿コントレックスVol.9にて、アガリスクが誇る自分達的代表作(外からは全然思われてないことでしょう)の一つ『テトリミノ=ファクトリー』をリライトして再演します。
というかVol.8に間に合わなかったから9に延期しただけなのですが。
かつてシアターグリーン学生芸術祭Vol.2に短編枠で出た時に作った作品で、なんの賞も取れなかったけど、おそらくその年の全団体の中で一番笑いをとったんじゃないかというアガリスク初の成功体験の思い出の作品です。ま、そのあと長編化して痛い目を見てるんですが。
所属俳優がまた四人揃ったらやろうと決めていた短編です。これを台本を書き直して、映像も作り直して、というか上演のシステムから考え直して、新宿コントレックスでも出来る仕様にして再構築します。
『ナイゲン』のようなウェルメイド会話劇でもなければ、それまでのような意地悪シチュエーションコメディでもありません。でもこれは確実にアガリスクエンターテイメントだぞ、という作品です。
思い出の作品だからこそ、新たなKUFUやJIKKENによって最近の代表作『エクストリーム・シチュエーションコメディ』に並ぶ作品にしなければ、ただの懐古主義になっちまうな、と気合をいれてます。
そう、この作品は、一時期憧れていたあの売れっ子SFコメディ劇団に嫉妬させることを目標にしていた短編だったのでした。
新しいテトリミノ=ファクトリーにご期待ください。
お披露目の場は5/2(木)の新宿コントレックスVol.9です。

新宿コントレックスVol.18公演情報


お知らせのその1~3が、見事に上演順と逆の並びになっちまったけどまぁいいや。
皆様、よろしくお願いします。

自分ノート

これからコントレックスをわりと頻繁にやりつつ、企画っぽい公演と、2週間ロングランの公演が控えており、いろいろなことを同時並行的に進めていかなくてはいけないので、執筆や演出ノートの見直しを図っている。
尊敬するヨーロッパ企画主宰の上田誠氏は、現在手がけてる作品の数だけスケッチブックを持ち歩き、使い分けているらしいので、それを真似てみようと思う。
今までは「アイデアを書くノート」は作品を問わず一冊に統合し、A5サイズの無地のリングノートを使っていた。そして予定や情報はメモ帳に書いていた。
ただ「予定や進行状態」と「アイデアや下書き」で分けるより、それらは混同していても作品で分ける方が頭ががきりかえられる気がしてきたのだ。
さて、ノートを選ぶ。
劇場でダメ出しをメモったり、稽古場で立ったまま書いたりもするので、机が無くても書けるよう、表紙が硬くて折り返せるリングノートであることが必須。
サイズは迷う。劇場や稽古場での使用のみなら小さい方が良いが、ノートとして下書きにも使うとなると、ある程度のサイズは欲しい。ナイゲン時のダメ出し用はB6サイズのLGのキャンペーン品を使ったが、机の上でいろいろ考えて書くには少し小さい。そう考えるとやはりA5か。
今まではアイデアや落書き用にしか使わなかったので無地の紙だったが、作品ごとに分けて予定や進行状況などの情報っぽいものも書くなら罫線は欲しい。そこで迷ったあげく出した結論が「ドット方眼」。5mm感覚でドットが打ってあるもので、罫線替わりにも使えるし、かと言って線じゃないのでシカトして自由帳としても使える優れもの。
つまりは、「A5」の「ドット方眼」の「リングノート」を数種類揃えれば良いのだ。
ついでに言うとカラーバリエーションが沢山あって一目で分かるようになっていると理想。
ただこいつは海外の数少ないノートか無印良品しか出して無い。そして結構高い。一冊400円以上する。
ついでにカラーバリエーションは無い。
さらに言えば、一冊が分厚いので、何冊も持ち歩くと結構な荷物になる。
値段に関しては、一発逆転を狙って100円均一に行った。そしたら、リングノートでドット方眼でカラーバリエーションが三種類あったのだが、いかんせんサイズがB5だった…。ノートとしての利用には良いのだが、劇場や稽古場で持ち歩くにはデカすぎる。そして表紙がペラペラすぎる。
とりあえず100円なので買ってみた。
そして、無印良品でもA5のドット方眼リングノートも買ってみた。420円だけど。分厚いけど。
さて、とりあえず今日一日で少し使ってみて、どれに統一するか決めなければ…。
A5サイズでドット方眼でリングノートで、80枚90枚じゃなく30枚40枚の薄いやつをカラーバリエーション5種類出してくんないかな、誰か。
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左から、100円のB5ドット方眼リングノート、現行のA5無地のリングノート、そして無印良品のA5ドット方眼のリングノート