名古屋へ

敬愛する劇団・ヨーロッパ企画の公演『出てこようとしてるトロンプルイユ』を、東京(本多劇場)・横浜(KAAT)ともに逃してしまったので、いっそのこと、と思って名古屋公演に行くことにする。
とは言っても完全に休みになれる繁忙状況じゃないので、お芝居見る以外の時間は常に喫茶店やらファミレスで台本書いてるんだろうけど。

22(水)の夜行バスが高くて、昼行バスが激安いので、昼に移動して名古屋泊することに。
名古屋には西アサヒという素敵なゲストハウス兼喫茶店があるらしいので、そこを目指すことにする。

西アサヒがあるのは名古屋市西区円頓寺商店街。
そう、『そして怒濤の伏線回収』で飯田や吉岡があーだこーだ言ってる台詞中に出てきた、あの「名古屋市西区円頓寺商店街」だ。
最近になってアーケードをリニューアルした素敵商店街。その中にある、昔からの喫茶店をゲストハウスに改装(併設)したのが西アサヒ。


と、ここまで書いてる時点で、当日未明に予約フォームに入力したまま担当者からの返信がなく、予約は完了していない。
そして、名古屋に着いて改めて電話してみたら、満室。
仕方なく漫画喫茶に行くことに。

夕方に名古屋に着いて、個人的には朝食でもあり昼食でもある食事をしようとうろついていたら、南インド料理の名店「エリックサウス」を見つけたので入店。

スペシャルカレー(鮭とすだちのココナッツなんとか)+ミールスセット

名古屋全然関係ないけど。
なんなら、さっき東京発つときに使った東京駅にもある店だけど。
でも美味しかったからいい。後悔はしていない。

その後、25th『卒業式、実行』のWEBの作業や、TV関係の新しく作ってる企画のネタ出しをして、今宵の宿へ。

お目当てのゲストハウスには泊まれなかったけど、名古屋駅付近のマンボーは広くて綺麗で安かった。

 

元・卒業式実行委員の劇作家が『卒業式、実行』します。

さて、相当久しぶりになりましてすみません、さりげなくブログも変えました冨坂です。
いやぁ特設ページとかをいじってWEBの文章書いてると、ついつい自分のブログを忘れてしまいますね。いかんいかん。

先日、情報公開し、新宿コントレックスで会場先行販売を行ったアガリスク次回公演『卒業式、実行』。

そう、以前に『紅白旗合戦』ってのでもやった、国府台高校の卒業式ネタです。2000年代初頭に卒業式における国旗だの国歌だのでリアルに論争が起きてた事件で、冨坂が学校とか自治とか国府台高校信仰をこじらせていった日々の出来事です。

ナイゲンだって何だって、というか今の自分の中にあるシチュエーションコメディ論以外のほとんどの価値観はここで培われたんじゃないかってくらい大きな経験でした。

で、それを演劇にしようと2015年3月に『紅白旗合戦』という会議のコメディをやってみたわけですが。
…うーん、あんまりうまくいかなかった。
いや、あれを機にアガリスクみてくれるようになった方々が結構いるのでダメとか言っちゃいけないんだけど、でも、いかんせんコメディではなかった。
思い入れが勝ちすぎて、重たい話になっちゃったんですよね。

『ナイゲン』にせよ『時をかける稽古場』にせよ、何か「型」というかコメディの形式、はたまたモデルとなる作品を定めて、それに対して自分たちはどうする?という作り方で作っていたのですが、紅白旗合戦はそうじゃなかった。でも多分、思い入れがあるからこそ、特定の型を使って、言うなれば“ジャンル映画”みたいにしなきゃいけなかったんですよね。

なので、今回は『紅白旗合戦』みたいな題材を当日の舞台裏を描くバックステージコメディとしてやります。
『ラヂオの時間』とか『ショウ・マスト・ゴー・オン』みたいな、止められない何かの舞台裏を描く、今やお決まりのジャンルです。

でも、卒業式の裏側を描くのってあんまりないんじゃないかな、と思ってます。おそらく卒業式を「実行しなきゃいけないステージ」として捉えたことがある人ってほとんどいないから。

ってことで、卒業式実行委員じゃなきゃ作れなくて、誰でも楽しめる、コメディらしいコメディを作ります。乞うご期待。


【会場】サンモールスタジオ

【日程】2018年2月17日(土)〜2月25日(日)

【詳細】公演特設WEB

先行販売を実施します!
11/25(土)10:00〜12/16(土)23:59までが対象です。
会場でもらえる特典付きのチケットを販売!しかも事前精算じゃなくても当日精算の予約だけでもOK!

詳細は 特設WEBのチケット予約のところ を見てもらえれば一番詳しいんですが、「いいよもう、予約するよ」って方は以下のフォームでご予約ください。

●CoRichチケット(当日精算)

●カンフェティ(事前精算)

11/25(土)から予約開始です。
『そして怒濤の伏線回収』みたいなクレイジーな作品を経てなお普通の物語の形式のコメディで新作を書くわけで、その気概というかド直球のストレートの早さにご期待ください。よろしくっす。