『ナイゲン』顔合わせ&チラシ

アガリスクエンターテイメント次回公演『ナイゲン』の顔合わせをした。
そうそう、プレ稽古っていうんですか、本編とは別のお試しの稽古はすでに始まってます。
なので純粋な顔合わせとは違うんですけどね。
諸々事務的なことを話したあと、例によって親睦会というか飲み会になるんですけども、今回ははじめましても結構いる中、いつもより盛り上がったというか、なかなか普段とも違うみんなの「いける感」を感じた一日でした。
あれ、普段と違ったのはもしかしてさくら水産じゃなかったからなのでしょうか。
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ということでみんなのTwitter写真からパクったものをのっけてお茶を濁します。
そしてフライヤーが出来ました。今回も清水桃菜女史が作ってくれた。
表、青いですねー
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普段のアガリスクチラシ(一見暗かったり寂しかったりしつつ、要素としてはユーモア、みたいな?)とは違う印象にしたくて、「色!って感じはどうでしょう?」とオーダーしたら、清水が「じゃあ青でしょう」と。夕日のオレンジでも、夏草の青々したエメラルドグリーンでもなく、真っ青でしょう、と。
んで、まぁそっからチラ見えする学校感。
裏は殺伐としてますねー
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全面の背景に制服姿の人物写真が散りばめてあるんですが、散々ゲリラ撮影に赴いたのはこれの為でした。背景だから隠れてる人もいるんだけどね。でもこの「揃い踏み」っぽさはやりたかったのと、「高校生の芝居やりますが何か問題でも?」と開き直りたかったり。
さらにその背景には、我が愛しの国府台高校の自分の三年生のときの文化祭写真(校舎垂れ幕全景)、という。
それがフライヤーの構造的に一番下のレイヤー(階層)にあるんだけど、一番下の層に国府台の写真ってのが…なんか…意味的にも…グッときますねぇ(いま気づいた、けどそういう狙いだったってことにします)。
近いうちに写メじゃない画像だけの大っきいのをどっかにアップしますね。
折込情報も更新して行こうかと。
その前にブログにも公演情報のエントリ書かなきゃだ。

新宿コントレックスVol.6をやって新作をかけた

日付的にはおとといになっちゃうのか。
7/13(金)に新宿コントレックスのVol.6をやり、アガリスクは新作『お父さんを下さい』をやった。
ご来場、誠にありがとうございました。
関係者の皆様もありがとうございます。また是非お願いします。
ということで、AC新作『お父さんを下さい』。
あらすじとしては最初に思いついたときのこれの通り、こんな感じの話です。

妻に先立たれ、男手ひとつで娘を育ててきた男は、いつしか自分がゲイだったことに気づき、年下の彼氏と恋に落ちていく。
そしてある日。彼氏は男と娘のもとを訪ね、願い出る。
―――――「お嬢さん、お父さんをください」。

はい。という、異性人に引き続いての性的マイノリティーもの…に見えます。
まぁここから15分間で全く別の展開まで逸脱しまくる話なんですが。
やってみての感想としては、序盤の、まさに上記のあらすじの段階でかなりウケた。もちろん会場が暖まってたってのもあるんだけど。作ってるときに「ここ漫才っぽい楽しげなやりとりにはなってるけど、そんな破壊力ねぇしなー」「冷めなければ良しとしよう」くらいのつもりのところで、結構笑ってもらえたのだ。
その反面、「アホかwww」「これだ!」と思っていた終盤の超展開がハマらずに、というか若干ポカーンとされたまま、見た目とか動きとかのわかりやすいところだけしか笑いがとれずに終わった印象。ここら辺に関しては本番で出演者がトチったって要因もあるが。
いや、全体を均せば成功と言っていいくらいちゃんとウケてはいるんだけど。
変な構造や大掛かりなネタにしなくても、馬鹿馬鹿しい会話をキチンと詰めて、上手いこと繰り返しとかを使って、ちゃんとやればウケる。という会話スタイルのネタの基本を抑えられたのは良かったものの、観客の意識や関心を強引にコントロールするまでには至らなかった。
そしてコントレックス初の純粋な漫才をやったニューヨークさんのネタを見てる限り「練度」って言葉が出てくる。それは一つのネタの練習量って意味でも、そのネタを本番にかけた回数って意味でも。
同じく出演者の後藤さん(コーヒーカップオーケストラ)も、こんなことをつぶやいていた。

週2、3で舞台に立つ芸人さんと半月稽古してネタをあげる演劇コントとじゃあ練度が違うよなぁ、と思う。僕は落語ですが。もっと舞台に立たねば。

同感だ。そもそも、所属メンバーだけでの、そういった本番の機会が欲しくて、コントレックスを始めたんだった。ま、それを忘れたわけじゃないし、順調にコントレックスという場に修行させてもらってるのだけど、それだけで終わっちゃいかんよな、と再認識。
ということで、台本を直すかどうかは未定にしても、このネタは今後もやっていこうと思った。
3人での決定版短編を作るなら、完全に新しい仕組みの物を開発するより、これを磨いていく選択の方が正しい気がしている。
さて、コントレックスも終わり、本公演『ナイゲン』のウェイトが大きくなってくる。まずは出演者とのお試し稽古で、このネタを使おうかな。
喋りで笑いを取るって意味じゃ『ナイゲン』の前哨戦だし、台詞の中に「冨坂文法」が結構あったりと、初めての役者とすり合せるには適していると思うし。
そしてその機会を利用してこのネタへの理解を深めようとも思う。

願いというか目標だけど。七夕。

七夕ですね。
――健康で過ごせますように。
――仕事が上手くいきますように。
――あの人と両想いになれますように。
皆こぞって短冊に願いをかけていることでしょう。
さて、自分は今まで「願いをかける」という文化にあまり浸っていなかったのですが、今年は、元日にも誕生日にも豊富や目標を書いていなかったので、書いときます。「願い」というより「目標」や「理想」に近いんだけど。
そして、他の書かなきゃいけない諸々は溜まりに溜まっているんだけどね。ごめんなさい。
かつて、三谷幸喜氏の『ラヂオの時間』や『君となら』『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』に憧れてコメディの脚本家を志した私ですが、その後いろいろな作品や作り手に触れるにつれ、嗜好も志向も変わってきました。
そして、本日ふと(何回目かに)見たYouTubeの映像で、改めて気づきました。
自分は、三谷幸喜みたいになりたいんじゃない、PerfumeやRHYMESTERみたいな集団の一員になりたいんだな、と。
アホか、何をこっ恥ずかしいものを、ってのはわかってるけどさ!
さて、Perfumeの2008年の初の日本武道館に迫った番組より、奇しくも『願い』という曲の流れるインタビューからの、『wonder2』というライブ最後の曲の映像です。
Perfume ~ これから (願い) ~ wonder2
これ以降も、彼女達はホールツアー、東京ドーム、海外公演、アリーナツアー、世界進出、と突き進んでいます。アイドルドリームが終わった後にも活動は続けられるんだ、というネクストステージを見せてくれるでしょう。
RHYMESTERに関しては、いい感じに編集されたものが無かったのですが、この曲のMummy-Dのヴァース(2番の歌詞)を聞いて頂ければ。
RHYMESTER 【K_U_F_U_】
規模も業界も男女比も違うけど、こういう格好良いチームになれますように。
じゃねぇな。
なるためのチャンスと、少しでも多く巡りあえますように。
あ、上の動画で良いと思った方、是非買ってね!
Perfume『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』(DVD)-Amazon-
RHYMESTER『マニフェスト』(CDアルバム)-Amazon-

アガリスク『ナイゲン』情報公開した。

次のコントレックスとか諸々の作業に追われているけど、そういうときこそ書きたくなるのがブログ!
T☆O☆U☆H☆I♪
ということで、先日情報をリリースしまくったアガリスク次回公演『ナイゲン』について。
●アガリスク公式サイト 公演情報ページ
(今のところ、これが大もと)
●アガリスクBlog 【暫定】『ナイゲン』出演者紹介まとめ
(Twitterに流した出演者個別の紹介をまとめて掲載)
●とぅぎゃってみた Aga-risk Entertainment #17 『ナイゲン』出演者紹介 – Togetter
でやってます。
ちなみにこの写真は、チラシにも(裏面に宣材が並ぶのとは違う感じで)使ってます。一時期言ってた、「出演者個別でゲリラ撮影」ってのをした写真。
ということで、9/22(土)~30(日)までプチロングランやります。乞うご期待。
意気込みっつーか再演にあたっての文章も書いたんだけど、それはまた今度。