8/22の稽古とか

8/22は一週間ぶりくらいの稽古。台本上の直したいポイントは多いのに、いい感じにハマるピースが見当たらず、修正は完了せず。ちょこちょこ穴がある状態の改定台本。
通して読んでみると、ところどころに空白があるのを差っ引いても、なんか全体のバランスが悪くなってる感。
全体的に「何の話かわからなくなってる」というか。
あとは、真面目なシーンをやるときにどんどん狭くならないように注意しなければ。
細かさと、正解の狭さは、別。
あと、先日モンスターズユニバーシティ見たあとでモンスターズインクを見返したら、やっぱり脚本の手際がよすぎて唸った。
これだけの時間で、この作品の世界観とルールと悪役の動機を説明しちまうのか!と。
もちろん、話の構造も違うし、あれより一般的な設定じゃないんだけど、にしても、脚本における情報の出し方ってもっとザックリと大胆に行かなきゃだぞ、と。
特に、映像とか舞台とか、脚本の文字情報以外に演じてくれる人がいる作品の場合、「脚本で語る情報」と「演技や絵で語る情報」は分けて考えなきゃな。しかもそれは同じ一山の中から振り分けるのじゃなく、ハナから全く違う階層であるぞ、と。
何言ってるかわからないだろうけど、俺も漠然としかわかってません、はい。
あと最近の話題でいうと、AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』が好きです。
最初ピンとこなかったけど、繰り返し聞いて、あとPV観たら、「これをやるのがAKB(というか国民的アイドル)の仕事なんじゃないか?」って思ってきた。
ちなみに二番の歌詞が好き。歌詞単体だと結構常套句だったり、リズム的にも無理して乗せてる感じなのに、合わさって聴くとなんかグッとくる。

ブログさぼり&明日から稽古再開

やばい、超間があいてしまった!
そんなこんなで無事にナイゲン(2013年版)のチケットが発売され、ありがたいことに初日から予約してくださった方々が沢山いらっしゃって、そしてご検討されてる方のつぶやきがどこかから漏れ聞こえてきて、どれも普段の公演よりアツイ感じ(当社比)が漂ってきて、感無量でした。
ご予約は こちら で承っております。宜しくお願いします。
で、発売と同時に淺越岳人が作ったナイゲン予告映像がアップされたり。
2012年版の記録映像の中からウケるシーンばっかり(といっても他にも沢山候補はあったんですがグフフ…)を繋いだ映像と、ちょっと青春っぽくて小っ恥ずかしい爽やかな曲を乗せてみました。是非是非ご覧下さい。
ナイゲン(2013年版)予告編
そして稽古が本格開始。
台本がまだ直し終わってない箇所があったり、プリンタの不調で全部刷り直しが出来なかったりなどのアクシデントはありましたが、昨年の感覚を思い出したり、早速変更していく部分が出来たりと、あっという間の三日間連続稽古でした。
その間に舞台スタッフと一緒に再度劇場下見に行って客席の配置などを検討してきました。
はい、今回は2012年版と客席の配置が変わります。
同じ劇場とは思えない感じに…というかシアターミラクルとは思えない感じになります。
周囲三方をぐるりと高めの客席に囲まれた感じは、なんかもうコロッセオというか、スタジアムというか、そんな感じです。真ん中に立って「ライブハウス武道館へようこそ」とか言いたくなる感じ。
そしてスケジュールの都合で稽古が一週間休みでして。その間はWEB製作の西川瑞己が構築してくれた 公演特設ページ の中身の記事を書いたり、おれもちょこちょこいじったりと特設サイトの日々。
いやぁ、HTMLタグを書いて、正しく表示されたときのプチ感動っていいですね。作業がわかりやすくビジュアルで反映されるのはやりがいがありますな。

そして明日に向けて少しでも台本をいい感じにすべく格闘して、それからまた稽古稽古の日々です。稽古のたびに個人的振り返りをここに書こうと思います。うん、宣言。
これからは特設ページに今回の演出助手の鎌田君と杉山さんがレポートを載せてくれるとのことなので、そちらもチェックしてみてください。

こないだ顔合わせ&明日発売

先日はナイゲンの顔合わせでした。
出演者は去年と同じだし、そもそも先月本読みしてるし、スタッフさんもこれない人多かったので顔合せもなにも…って話なんですけどね。
今後の予定とかチケット発売の件とかは早々に説明し終えたので、前回の千秋楽の映像を見ることにしました。
というのも、前回の千秋楽の空間がだいぶ素敵なことになっていたので、今年は初日からこれに勝って行こう、って共通認識を持つためです。
台本は昨年より最適化されるし、演技ももっと良くなるはずだけど、あの「空気」に勝つのって結構難関じゃないのかと思って。
(最近、役者一人一人の演技がどうとかより、客席の雰囲気をどうしていくかの方が、お客さんの満足感に直結しています)
ってことでプロジェクターも用意したのに、FLASHメモリに入れたデータが読み込めず…。結局再生できませんでした。
その後はしょうがないんで早めから飲みに行きました。そのおかげで酒席にこれた人は多かったんだけど。
さて、明日はチケット発売です。
8/9(金)10:00〜
https://ticket.corich.jp/apply/45719/
で承ります!
詳細はとりあえずこちらにて!
http://www.agarisk.com/stage/13092601.php
そろそろ豪華めな特設ページができる予定です。
http://naigen2013.agarisk.com
昨年ご覧頂いた方も、なんか評判聞いたぞって方も、どうぞよろしくお願いします!

花火大会を江戸川で見た

8/3は江戸川の花火大会を見に行った。
昔はケオロシという江戸川近くに住んでいる奴が盛大に場所取りしたところで見たりしていたけど、最近は現場まで足を運ぶこともなくなっていた。
アガリスクハウスに越してからは、それなりに近いので、ベランダに机出して餃子食べながら見たり、その程度の距離感になっていた。
あれはあれで良いものだけど、今年の“夏満喫モード”に突入した自分としては、やっぱり現場でしょ!ということで久しぶりに江戸川まで行ってきた。
案の定、土手は激混みだったけど、それまでの移動はそんなに混雑してないし、思いのほかスムーズに進んだ印象。
やっぱり花火は遠くから見るものじゃない、近くで聴くものだ!と再確認。
そりゃ、それなりの距離からチラチラ見てるのに比べたら面倒くさいことも沢山あるけれど、やっぱり近寄らなきゃ始まらないよね、と。
色々とスッキリ。念願かなった日だったのでした。

戯曲賞にナイゲンを出した。

滞っている!
8/1は劇作家協会新人戯曲賞に『ナイゲン』を出した。以下Tweetの引用
劇作家協会新人戯曲賞に手直しした『ナイゲン』を出してきた。いざ「戯曲」として見返すと「!」や「?」の多さとか、ト書きの感じとか、全体的に馬鹿の文章みたいだった。そして指定のA4フルサイズ片面印刷107ページの厚さは凄まじいことになった。
最初から最後までのあらすじを、どさまわりと花鳥風月と議長を軸に書いてみたところ、あまりに堅苦しくて暑苦しくて、どこよ学生運動だよ、って感じになった。
課題としては挙がったけど直し案が思いつかなかった箇所や、思いついたのに書ききれなかったものもある。でも、今回書いて思ったけど、この作品はまだまだ面白くなるよ。もっと鋭くもなれるし、もっと各人にドラマを持たせられるし、もっとウケるネタになる。
なので、何が言いたいかというと、8月の稽古開始のときの台本、そして何より9月26日からの本番は、超ご期待下さい、ってことです。

戯曲賞用ナイゲン直し

滞っている!
今は某戯曲賞応募のためのナイゲン台本修正の大詰め。
「どこをどうするぜ!」とかをつぶさに語ろうと思ってたけど、ちょっと余裕ないんで後回しにします。
意外と直すところが多くてビックリしている昨今。
「こういう展開が必要だ」と「ここを変えればいける」までは判明しているのだけど「どう直す」って具体的なピースが思いつかない部分多数。
時間との戦い。
9月の本番や8月の稽古開始までには直ってるだろうけど。
これ全部を理想通りに修正できたらだいぶ良いホンな気がする。
いや、やっぱ書き直しって良いですよ。本番前の改稿もそうだけど、上演してからの直しと再演って特に。
条理の整った「お話」をやろうとするなら、間違いなく有効だと思う。
最近は演劇を一、二週間の一回で終わらすのがもったいない、と、上演形態について考えを巡らせているのでした。