Vol.8お礼と次(×3)へ

遅くなって(一週間も経っちゃって)すみません、新宿コントレックスVol.8は無事終了しました。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。『差別』と『お父さんをください』の二本立てでした。コントってホント難しいですね。あ、いや、こんな書き方したからって別にスベった訳では無いのですが。
これに関しては雑な定点撮影ですが映像を残したので編集してYouTubeにあげますね。
さて、次です。次と言っても次のどれなのか。そう、コントレックスでは一挙に色んな告知の第一報をしましたので。
●その1…ナイゲン再演
正確には再々演なのですが。昨年上演してご好評頂いた『ナイゲン』をもう一度上演します。
これは初演から再演のような大幅改稿ではなく、細部をブラッシュアップして、新しい演出で、可能なら同じメンバーで上演し、完全版を目指しちまおうという公演です。
劇場も同じシアター・ミラクルです。ぶっちゃけ新宿のあの劇場や下北沢のあの劇場など他の劇場からお声がかかってたりもしたのですが(まあなんと珍しいことでしょう、数年前O子小劇場に断られたアガリスクともあろうものが笑)、劇場機構や天井の高さ、なんとなくの豪華イメージよりも、ミラクルの提示してくれたロングラン支援の条件を取ることにしました。
世知辛い話をすると、いま現在可能な予算規模で最大限多くの期間上演し、最大限多くの方に見てもらえる機会をつくる道を選びました。
あ、劇場の使い方とか演出で、昨年見た方にも違う景色をお見せできる勝算もあってから契約したので、そこはご期待ください。
昨年見てくれた方、聞いたこともないぜって方、すべての方に向けてお送りします。
http://www.agarisk.com/news/13030702.php
●その2…コーヒーカップオーケストラと合同で
これまでも新宿コントレックスで、そして互いの公演への客演で、交流のある、同世代・二代名前長い・コメディ劇団のコーヒーカップオーケストラと合同のユニット「アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ」(←長い…)を結成し、公演を行うことになりました。
詳細は今まさに詰めているところなのですが、冨坂・宮本(コーヒーカップオーケストラ主宰)間での脚本と演出の分担でもなく、コントレックスのような作品持ち寄りでも無い、合同でなければ成立しない公演形態を考えています。
http://www.agarisk.com/news/13030701.php
●その3…次のコントレックスでやること
5/2(木)にやる新宿コントレックスVol.9にて、アガリスクが誇る自分達的代表作(外からは全然思われてないことでしょう)の一つ『テトリミノ=ファクトリー』をリライトして再演します。
というかVol.8に間に合わなかったから9に延期しただけなのですが。
かつてシアターグリーン学生芸術祭Vol.2に短編枠で出た時に作った作品で、なんの賞も取れなかったけど、おそらくその年の全団体の中で一番笑いをとったんじゃないかというアガリスク初の成功体験の思い出の作品です。ま、そのあと長編化して痛い目を見てるんですが。
所属俳優がまた四人揃ったらやろうと決めていた短編です。これを台本を書き直して、映像も作り直して、というか上演のシステムから考え直して、新宿コントレックスでも出来る仕様にして再構築します。
『ナイゲン』のようなウェルメイド会話劇でもなければ、それまでのような意地悪シチュエーションコメディでもありません。でもこれは確実にアガリスクエンターテイメントだぞ、という作品です。
思い出の作品だからこそ、新たなKUFUやJIKKENによって最近の代表作『エクストリーム・シチュエーションコメディ』に並ぶ作品にしなければ、ただの懐古主義になっちまうな、と気合をいれてます。
そう、この作品は、一時期憧れていたあの売れっ子SFコメディ劇団に嫉妬させることを目標にしていた短編だったのでした。
新しいテトリミノ=ファクトリーにご期待ください。
お披露目の場は5/2(木)の新宿コントレックスVol.9です。

新宿コントレックスVol.18公演情報


お知らせのその1~3が、見事に上演順と逆の並びになっちまったけどまぁいいや。
皆様、よろしくお願いします。

新宿コントレックスVol.8(本日!)とアガリスク

冨坂です。
さて、今日は新宿コントレックスVol.8の当日。
今は新宿シアター、・ミラクルに向かっています。
イベント自体はおなじみの、複数の演劇団体がコントで勝負するアレでございます。
さて、今回のアガリスクは『差別』と『お父さんを下さい』の二本立てです。
当初は四人揃ったんで『テトリミノ=ファクトリー』のリブートを考えていたんですが、もろもろ(今回から俺が映像制作を試みたので主にそれ)が間に合わず、泣く泣く5月に延期する事に。そして『差別』と『お父さんを下さい』に。
だから有り合わせのもの、というだけではなく、かねてより『お父さんを下さい』は演劇動画コンテストで密かなファンを生んでいたり、自分達も「いつかまたやりたい」と思っていたものだったので、巡り合わせと言いましょうか。
合わせる『差別』は、尺こそ短いし派手な笑いがあるわけではありませんが、短い尺で差別問題のある面を斜めから見た、多分「巧い切り口」の戯曲です。こちらもまた上演していつか映像に収めようと思っていました。
ということで奇しくもマイノリティ問題に切り込んだ風の再演二本だてとなりました今回です。
といっても、皆さん、コントですから。
言い訳とかじゃなく、予防線とかじゃなく、ハードルという意味で、これらはコントです。
そこらへんが巧みなだけじゃ終われません。笑って頂かなきゃ終われません。
どうぞ劇場に、「面白いもんみるか」ってな具合でフラフラっと、ヘラヘラっとお越しくださいませ。
あ、あと他の団体も魅力的なので、イベントとして楽しいものになるよう頑張ります。今回は当日券も出る模様!ぜひお越しくださいませ!
新宿コントレックスVol.8
2013/3/6(水)19:30
@新宿シアター・ミラクル
【出演】
アガリスクエンターテイメント
後藤慧(コーヒーカップオーケストラ)
コントユニットT@KUMA
実弾生活
PLAT-formance
MC:斉藤コータ(コメディユニット磯川家)
予約券:1500円 当日券:1500円

新宿コントレックスVol.18公演情報


最後に、『お父さんを下さい』の動画(フル)を貼っちゃいます。今日やるのに。

これをもっといい精度でやります(笑)