コントレックス完売

テトリミノ台本の直しというか追記をし、映像を作っているだけの数日間。
あとは、前から『おいでよ』って曲が好きだったリリスク(lyrical schoolというラップアイドル)に完全にハマった。
昨日宣伝してすぐのタイミングで新宿コントレックスVol.9は予約券完売しました。皆様、沢山のご予約ありがとうございました。
あ、あとアガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラの出演者が決まりました。
新宿コントレックスVol.9で本チラシとともに発表します。

コントレックスとテトリミノまで1週間!

アガリスクがテトリミノ=ファクトリーを上演する新宿コントレックスVol.9まで、日付的にはあと1週間となりました。
そして今回はチケットの売れ行きが好調も好調で、既に残り10枚を切っている模様です(急いで!
ハナっからシアター・ミラクルの舞台を削って、客席を増やした仕様なのに!
さて、アガリスクでは以前も書いたテトリミノ=ファクトリーという作品をリメイクして臨みます。
今は主に本編で使う映像を作っています。必死で。
以前、池袋のシアターグリーン学生芸術祭でご覧になった方や、新宿タイニイアリスでご覧になった方には、ひとこと言っておきたい。「全然違うぞ!」と。
淺越・塩原は前回を経験していますが、残り二人が鹿島と沈に変わったことによって、だいぶ雰囲気も変わりました。というか、5年も前の作品と同じだと思ってくれるなよ、と。スピード感が増して、同時多発で事件が起こるようにもなっています。
最近のアガリスクエンターテイメントの作品をご覧になっている方にもひとこと言っておきたい。「全然違うぞ!」と。
最近は「物なんて使わねーし」的なスタンスで作品を作っていたのですが、今回はもうそういう理屈抜き。総力戦です。我ながら、新宿コントレックスでこんなテクニカル面が大変なことをやるんじゃないよ、と思わなくもないのですが、そうまでしてやりたいネタの数々が詰まっています。
シアターグリーン学生芸術祭の短編→テトリミノ=ファクトリー・プラスで長編化→今回のリメイクで短編化、この流れは、そう、ドラゴンボールのボスキャラですね。
変身して一度ボリュームが増えたボスが、さらに変身して小さくなる。そして、そのときが一番強いんです。
過去最強のテトリミノです。
あ、初めてご覧になる方は、とりあえず一度新宿コントレックスというイベントを見に来てください。このイベントが一回限りしか行われなくて、しかも1,500円という事実を。
常套句じゃなくホントに席が少なくなってきております。お早目のご予約をお待ちしております。
新宿コントレックスVol.9 チケット予約フォーム
新宿コントレックスVol.9
2013年5月2日(木)19:00開場 19:30開演
新宿シアター・ミラクルにて
【出場団体】(50音順)
アガリスクエンターテイメント
ENTIME’S
きのこん
小芝居集団コーンポタージュ
ゾンビジャパン
詳細・続報は こちら

テトリミノ=ファクトリーとは。今までのと、今回の。

執筆中なのに深夜にブログを書いている。
そう、それは良くないときの傾向。進んでいないときの傾向。
あ、5/2(木)に新宿コントレックスVol.9をやるのですが、アガリスクはテトリミノ=ファクトリーという過去作をリメイクして挑むのです。
そして台本の作り直しと、今回は映像制作も控えているわけです。なのに台本の段階で進まねー進まねー。
とりあえず、自分の中で整理するために、テトリミノ=ファクトリーとは何なのかを書いてみようと思う。
テトリミノ=ファクトリー。それは、アガリスクが2008年のシアターグリーン学生芸術祭Vol.2で短編枠に参加したときの作品名。
3団体のオムニバス公演で「共通のアイテムとして黒い立方体を4つ使おう」という縛りと「映像使いたければ使えるよ」という条件での作品づくりだったので、「立方体4つの組み合わせといえばテトリス」「じゃあテトリスのネクストブロックを作るヤツら」という思考で立ち上げた30分の作品だったのだ。
そして、アガリスクにとっては初の東京の小劇場シーンへの進出となる作品。どうなるのやら…と期待と不安に胸を膨らませていたところ、蓋を開けたら超ウケた。
いや、今考えると最近の本公演での一般的なウケと同じくらいなのかもしれないけど、今より笑いを取りに行ってわりに今より全然ウケていなかった自分達としては、びっくりするぐらいの反応に感じたのだった(その年の学生芸術祭の他劇団の芝居も結構見たけど、こと笑いで言ったら、ウチか劇団THEメンチカツ成が一番だったように思う。どちらも短編組だったけど)。
そして、2010年3月に調子に乗って長編化して謎の大コケをした。それ以降は作風の変化というか、割と現実社会を舞台にした作品が増えていったのと、最初のテトリミノをやったメンバーの2人が出演しなくなったのとで、そのままに。
ただ、何故か知らないけど、「どこが上手い」「どこが画期的」とかは無いのに好きな作品なので、いつか劇団の所属メンバーが4人になったらアガリスクコントの持ちネタとしてやろうという意思を持ち続けていた。
で、今年の1月に沈ゆうこが入って、ようやく揃ったぞ、と。
その後、1月にも3月にも新宿コントレックスを行っているはずだけど今回になったのは、まぁ置いておくとして。
そういう経緯の作品なのである。
さて。で、今回のバージョン。当然イチから作り直すのだけど、一体全体どういう指針で作り直すのか。
ログライン(脚本用語で、一行で言うとどんな話?ってやつ)と言って良いのか?このコントを一言で言うと「テトリスのネクストブロックはこいつらが(私情たっぷりに)決めていた!」になるのかな、と。
あくまで「テトリミノをつくる話」であること。
「ゲームをプレイしているプレイヤーと、次に落とすテトリミノを決めているこいつらの関係、そこに終始する」ということ。
「リーダーを中心とした作業員4人とプレイヤーが、テトリスを通じて会話する」という背骨を決めて、そこを盛り上げるため、またはそこに至る道を作るために登場人物一人一人の属性から来るネタやイベントが存在するべき。
と、最後でいきなり訳わからなくなったかもしれないけど、今日ばっかりはいいのだ。自分の整理のための記事。

RHYMESTERダーティーサイエンス行った

やばい、もう10日近く経ってるじゃないか。
先日、RHYMESTER『ダーティーサイエンス』リリースツアーのパシフィコ横浜公演に行ってきた。予約して発券し忘れて当日券に並んでたら、チケットを余らせた方に定価で譲ってもらい、そしたらなんと最前列でした。
ありがとう、トオルとヒロシ。ってビーバップハイスクールの二人じゃねぇか。
トオルは日本語ヒップホップシーンに超詳しい、成田で農業やってる同世代でした。そんなん、SRサイタマノラッパー観たら死ぬほど喰らうんだろうな。
ライブは、勿論ダーティーサイエンスを中心にしつつ、POP LIFEやマニフェスト曲も含む、復活後ライムスターの全部乗せみたいな公演でした。超良かった。
前回のPOP LIFE時もやった、宇多丸とDのアカペラでの掛け合いからの『Walk This Way』が見られたのがすごく嬉しかった。
細っそいサスの下で二人がポエトリーリーディングみたいに詩を詠んで掛け合って行き、それが段々韻を踏んでいって、曲が始まるやつ。
演劇活動をして何年にもなるし、毎年少しは数もみてるけど、こんなにカッコいいサス・ピンスポづかいを観たことがないよ。というか細いバキッとしたサスって照れてて苦手だったんだけど、好きになっちまうよ。
あと、ダンスや振り付けにならない、歌っている中の自然な動き(一番かっこいいやつ)について新たな発見。
歌詞を反映させた動きや立ち位置、例えば「崖っぷち」でステージの淵に立ったりする、アドリブの仕草に、演技や振り付けの最も原始的というか、根源的な何かをみた気がしたよ。
ちゃんと説明はできないのだけど。