先輩と祖母の訃報

今日は、二つの訃報を聞いた。
ライバルであり先輩だったPMC野郎の吹原さんと、祖母だ。

『かげきはたちのいるところ』の延期と創作継続とパイロット版の一区切りの話とか、『12人の優しい日本人 を読む会』の話とか、『ナイゲン(朗読版)』の話とか、まとまった文章を書きたいこと、書かなきゃいけないことがたくさんあるのだけど、なかなか取りかかれないまま、二つの知らせを聞くことになった。

吹原さんについて

吹原さんは、劇団としてはライバルで、脚本家としては先輩で、作品を作るたびにちょっとどこかで意識している人だった。
最初に知り合ったのはインターネット上?かなにかで、『お父さんをください』をやたら褒めてくれたのを覚えてる。

ちゃんと関わったのは、黄金のコメディフェスティバル2014。
その前年、全くお声がかからなかった(いま考えると当たり前)このイベントに誘われて、勢い込んで出て、吹原さん率いるPMC野郎に負けて準優勝だった。
作品的には、これまたいま考えると納得の結果なんだけど、うん、悔しかったな。

その翌年『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』をつくれたのも、前年の悔しさと、反省があったからだと思う。
「もっとドライに“笑い”を突き詰めなければ」
「もっと“自分たちは何者か(=自分たちの表現)”を問い直さなければ」
そう思って作った作品を、客席で見て笑ってくれて、悔しがってくれて、ガッツポーズした瞬間のことは今でも覚えている。

その作品で念願の優勝をしたわけだけど、その年は吹原さんたちはもう卒業してて出てないんだよな。
いつか舞台で、劇団同士で、また一緒にやってリベンジしたい。その思いはずっと持ったままだった。
劇団主宰として、今も、これからもライバルです。

吹原さんとのご縁はそれだけじゃない。
コメフェス2014の時期に所属した脚本家事務所の先輩でもあって、沢山仕事に誘ってもらったし、色々教えてもらった。
ショートアニメの『ワールドフールニュース』もそうだし、初めて書いた実写のドラマ『怪獣倶楽部』も吹原さんに途中の一話を分けてもらって担当したのだった。
途中、劇団の公演と見事にバッティングしてギブアップしかけた時、「俺も劇団のとかぶっていてヤバいから手伝ってもらおうと思ったんだ…気持ちはすげーわかるから頑張ってくれ…!」と励ましてもらって、なんとか書き上げた。
オンエア見たら自分の映像脚本の下手さにずっこけたけど。

ある時、友人のコメディ作家とも話したことがある。
演劇から始めて外部のメディアの脚本も書く人って、大抵どっちかに比重が偏っちゃう。友人はメディアの方だったし、俺は劇団の方だったし。
そんな中で「吹原さんって両方とも同じくらい全力でやっててすごいよね」と。
そう、両方あれだけ力入れてやってる人って、本当になかなかいないんだよ。

劇団の活動においては、自分と塩原さんのことを特に気にしてくれていた。
冨坂と塩原の「劇団の仲間で、初期メンバーで、ちょっと先輩」っていう関係が、そして一旦劇団から離れるっていう決断が、吹原さんと竹岡さんとも重なったからかもしれない、
塩原さんが休団する時は心配してくれて、今回の公演(延期になっちゃいましたが)でまた一緒にやるときは自分のことのように喜んでくれて。
時を同じくしてPMC野郎に竹岡さんが出るってなったときはこっちも何故だか嬉しかった。

今日、PMC野郎の登紀子さんから連絡をもらって「可愛がってるって知ってたから」と言われて、ようやく認める。
俺としてはライバルを気取っていたかったし、吹原さんもそこは一線を引いて尊重してくれてたけど、うん、可愛がってもらってたんだよな。

作品を作る時、お客さんはもちろんのこと、「同業者のこの人に見せたい」みたいな気持ちがある。
俺の場合、どっかで吹原さんのことは意識してたし、特に映像媒体だとなおさらそうだった。
勝手に、どこか兄的なものを感じていたのかもしれない。

語りだすとキリがないな。
俺くらいの仲でもそうなんだから、ご家族の方、劇団員の方の心痛はいかばかりだろう。

とりあえず、働きづめだった吹原さんには「お疲れ様でした」と言いたい。あとは「こっちはもうちょっと頑張ります」と。

祖母について

こんな長々と訃報について書いて、まさか続くとは思わないけど、続く。
祖母が亡くなった。

祖母は何年も前から、それこそ十数年前に実家を出た(=実家がなくなった)あたりから老人ホームに入っており、認知症も進み、ここ何年かは俺のことも認識できなくなっていた。
それもあったり、母も亡くなったりとか、仕事が忙しいとかで全然会いにいけていなかった。

数日前、離れて住んでいる父から「祖母の体調がピンチ」と聞いていて、ちょっとは覚悟していた。
だから、吹原さんの訃報と違って、驚きやショックがあるってわけではない。
ただ、喪失感があるだけだ。

実家があったときは二世帯住宅で…というか正確にいうと祖父母宅に我々家族が押しかけて、途中から二世帯住宅になったような格好で、同居していた。
祖母はお茶の先生で、料理の先生で、その家でもお弟子さんをとって和室でお茶を教えていた。当然料理も上手かった。
たまにご飯を作ってもらうとき、食べる側としては十分美味しいのに、祖母的には100点じゃないらしく、自分なりの反省ポイントをつぶやいているのが印象に残っている。

そのときに作ってもらった料理について、とりわけ「天ぷらや漬け丼のコツを教えて」と約束していたのだけど、結局叶わないままだったのが少し寂しい。

祖母のエピソードは、実は結構演劇づくりで使わせてもらっている。
もはや誰が覚えているかわからないけど、2011年にやった『大空襲イヴ』という作品の「お弁当を作っていって数寄屋橋で待ち合わせて日比谷公園でデート」というエピソードは、祖母から聞いた戦時中の恋愛の話だ。
今考えりゃ当たり前の話だけど、聞いた当時は「戦時中×恋バナ」が新鮮で、これは…!と思ったものだった。
ちなみにその当時付き合っていた人は海軍省に勤める軍人さんで(はい、ここら辺で「あぁ、だから日比谷公園ね」となりますね?『発表せよ!大本営!』に出ましたね?そこらへんの位置関係)、内勤だったのだけどガダルカナルに何かを運んでいる最中に戦死されて、その後に祖父と結婚して俺につながってくるみたい。

そういや『発表せよ!大本営!』の「綾子」は祖母の名前からとったのだった。大空襲イヴとはエピソードは違うけど「戦時中×恋バナ」といったら祖母のイメージなのかも。

最後になるけど、このやたら年季の入った中華鍋は、祖母が天ぷらを揚げていた鍋だ。
実家を出る時だか、少し経ってから母経由だかは忘れたけど、祖母が何十年も使っていた中華鍋を譲り受けて、今でも使っている。
本当は持ち手のあるタイプの中華鍋(北京鍋)の方が使いやすいんだけどなーとかちょっと不満も言いながら、分厚いミトンで掴みながら、中華料理をよく作る。
今度、天ぷらを揚げてみようと思う。
教わりそびれたので、コツはネットで検索しながら。

第28回公演『かげきはたちのいるところ』のお知らせ

さて、コロナウイルスによって様々なライブの興行が色々な決断を迫られている中ではありますが、アガリスクエンターテイメントの次回公演『かげきはたちのいるところ』は、時期がまだ結構先なのもあるので、今のところは終息を祈りつつ予定通り上演する方向で準備中です。

詳しくはこちら

そして、3月1日(日)からチケットを発売しますので、宣伝を兼ねてブログをば。

どんな話かというと、これです。

極左暴力集団のゆるふわホームコメディ!

15周年イヤーに突入したアガリスクエンターテイメントの新作公演は、久々出演の塩原俊之含む劇団員と、劇団員より本公演に出てる斉藤コータ(コメディユニット磯川家)という最もコアなメンバーでお送りする、アガリスク色濃厚な一本!
現代に生きる過激派左翼団体の若者達がルームシェアする一軒家で巻き起こる、生活感たっぷりの珍騒動!?
オルグ!ゲバルト!モロトフカクテル!
来週も総括総括ゥ!

こんなチラシの公演で、

こんな内容の公演です。

あとは、この公演について思ってることをちょっと語りますね。
長いし、勝手に熱くなってる系のやつなので、見たい方だけ展開してね。

作品名『アガリスクエンターテイメント』と名付けたい
セルフタイトルのアルバムってあるじゃないですか。
バンド名を冠したアルバム。
THE BLUE HEARTSの『THE BLUE HEARTS』とか、米米CLUBの『米米CLUB』とか。
他にもロックバンドの1stアルバムとかに多いのかな。

たまに、そんな感じで劇団名を冠したくなる作品があります。
アガリスクだと『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字』とかもそう。
たぶん、本作は、今まで以上にそういう公演です(まだ作ってないけど)。

もちろん、どんな作品も、最初のアイデアを思いついてから「この作品は劇団の本公演で上演するのに合っているのか?」というフィルターを通して、ジャッジしてから公演を決めています。
だから「劇団らしさ」はクリアしているものばかりです。
とはいえ、「ゲシュタポが自分の身分隠しながらユダヤ人の恋人を匿っている」っていうあらすじだったり、「日本軍の報道部が嘘の大本営発表を通すために四苦八苦するお仕事ドラマ」っていう構造だったり、そういった作品の核がありきで、それを劇団でやる意義というフィルタにかける、ってプロセスで企画が立てられています。

その点、本作は違います。
「いまのアガリスクエンターテイメントらしさ、今後やり続けていく“自分たちの表現”とは何だろうか?」というところからスタートした作品づくりです。

その結果、自分が国府台シリーズ以外で実体験として語れるもの(ちなみに国府台シリーズはアガリスクの体験っていうか冨坂の固有の体験の側面が強いんだけど)として「アガリスクハウスでのルームシェア」という題材が出てきました。いつかは語りたいと思ってたし。
それを、我々にとっての劇団活動を何に置き換えたら成立するか、どういう集団がルームシェアをしていたら面白いか、を考えた結果「現代に生きる過激派左翼団体の若者がルームシェアをする」という設定に行き着きました。

そこからさらに「“過激派”だからこそあえて“ゆるふわ”にしよう」とか「若者集団の隆盛と崩壊をテーマにしよう」とか「1話完結のホームコメディにしよう」とか、そんな要素が付け加えられていって、この「極左暴力集団のゆるふわホームコメディ」という設定が出来上がりました。

つまり、出発地点が、軸足が、今まで以上に「アガリスクエンターテイメントという劇団」にあるわけです。
自分達の体験をベースにしてるし、皆が今の自分の状況を乗っけられる(物語に反映される/されないに関わらず)、そういう作品なのです。

そういった意味で、『アガリスクエンターテイメント』ってセルフタイトルをつけてもいいかな、と思える作品です。小っ恥ずかしいからつけないけど。
(でもそういや最初の企画書は仮題『アガリスクハウス』だったな)

あとは、まぁ、あんまり広言するのも野暮なので言わないけど、久しぶりに塩原俊之と一緒にやるってのも…あるよねぇ?そりゃあ。
「ドメスティックなメンバーで、劇場が小さくてもいいからロングラン公演やろうぜ」って話は結構前から劇団会議で出ていたのだけど、もし塩原さんが乗っからなかったら、自分達をモチーフにしたこの作品はやってなかったと思う。(ちなみに「若者集団の隆盛と崩壊の話」って言ったのは彼ね。まぁ俺ももともとその手の話は好きではあったんだけど)

そんな、「今のアガリスクエンターテイメント」をギュッと閉じ込めたような作品になると思います。
でも、「ずっとこの演目をやり続ければいいんじゃない?」って演目を作るつもりでやります。
そして、その二つって矛盾するようで多分相反しないんだよな。

* * *

ちなみに、興行的にも劇団の今後を占うような公演です。
ここ最近は大きめの劇場で一週間公演をやっていたのの反動で、おなじみのサンモールスタジオで二週間公演になりました。
規模を優先するのか、期間を優先するのか、今回で色々考えるんじゃないかと思います。

そしてもう一個言っておきたいのは、結構な大勝負だぞ?って点です(笑)
「劇団員のみでギュッとした作品づくり」っていうと、興行規模的には攻めてない、実験的な公演に見られるかもしれないですけど、もうね、全然違いますよ、と。
(ほぼ)劇団員のみで、『わが家の最終的解決(再演)』とか『発表せよ!大本営!』以上に沢山のお客様に来てもらえないと赤字確定っていうね。ぎゃー。
「このメンバーでこの企画ができる喜び!」みたいなのに目が眩んでいた我々ですが、霞みがかった景色の奥にはそんな厳然たる事実が立ちはだかっていたのでした(いや、自分らで組んだんだけどさ)。
あぁ、なにもそんな泣き言が言いたいわけじゃなくて。
そういう、興行的にも我々が飛躍するか衰退するかの勝負の公演です。良かったら応援してください。
面白いもん用意しとくので。

国府台ダブルスで国府台高校シリーズを一区切りにしたアガリスクの、新たな一歩です。
上手くいけば、この「かげきは」ワールドが国府台に続く新しい作品世界になるかもしれないし、1話完結の映像のシットコム作るかもしれないし、妄想は膨らみます。
アガリスクの新たな挑戦。応援していただけると幸いです。
劇場でお待ちしております

主宰・脚本・演出 冨坂友

公演情報

アガリスクエンターテイメント15周年記念興行・第28回公演
『かげきはたちのいるところ』
脚本・演出:冨坂友

【日程】

2020年4月29日(水)〜5月10日(日)
全17ステージ

【タイムテーブル・日替わりゲスト】

4月29日(水)19:00★…徳田開
4月30日(木)19:00★…三遊亭ぽん太
5月1日(金)19:00★…菊池泰生
5月2日(土)13:00/18:00…さいとう篤史(ジョナサンズ)
5月3日(日)13:00/18:00…古屋敷悠
5月4日(月)13:00/18:00…東直輝(悪い芝居)
5月5日(火)14:00…木内コギト
5月6日(水)14:00…加糖熱量(裃-這々)
5月7日(木)19:00…山田健太郎(やまだのむら)
5月8日(金)14:00/19:00…目崎剛(たすいち)
5月9日(土)13:00/18:00…川上献心(劇団風情)
5月10日(日)14:00…高木健(エンニュイ)

【会場】

サンモールスタジオ
(〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目19-10 サンモール第3M B1)
東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅・2番 大木戸門口 徒歩3分

【出演】

淺越岳人
伊藤圭太
榎並夕起
鹿島ゆきこ
熊谷有芳
塩原俊之
津和野諒
前田友里子
矢吹ジャンプ(ファルスシアター)
(以上アガリスクエンターテイメント)
斉藤コータ(コメディユニット磯川家)

【料金】

一般料金…4,000円
前半料金…3,800円(★の回)
富豪席…7,000円(良席確保・特典付き)
大貧民席…3,000円(見切れ・後方の可能性あり、直前の入場)
高校生…1,000(要本人確認書類提示)

【割引】

貧民割引…500円引き
リピーター割引…1,000円引き
旅割引…1,000円引き
※詳細は特設WEBをご覧ください

【ご予約】

カンフェティ(事前精算)はこちら

CoRichチケット(当日精算)はこちら

【詳細・お問い合わせ】

公演特設WEBページ
http://kagekiha.agarisk.com

Eメール
info@agarisk.com

2/23 書いて劇団会議

青春高校ドラマを書いて、某秘密企画の超短編台本をザクザク書いて、劇団会議。

舞台とかコントみたいに役者の演技がメインとは限らないけど、でもまぁ皆で台本をどんどん読み合わせていくのは楽しい。

それから細かい打ち合わせ。
秘密企画のも、28回公演『かげきはたちのいるところ』の制作周りも。

テレビの仕事と、劇団のごっつい長編公演と、劇団のプチおもしろ企画の3種類の台本作業が並走していて、まぁ大変だけど楽しい。バランスは取れている。

なんて言ってられるのも今のうちなのかもしれない。


会議は楽しく終わったけど、皆に相談しようと思っていたことをすっかり忘れていたことに帰宅してから気づいた。


近況(久しぶりにドラマの脚本書きます/肉を焼く/アガリスク次回公演)

久しぶりにTVの仕事です。

青春高校3年C組のドラマ『あなた犯人じゃありません(仮)』に脚本で参加することになりました。
30分くらいの尺の1話完結のミステリードラマ。
まさかの4月クール。

先日から打ち合わせがはじまり、絶賛執筆中です。

普段は舞台でコメディばかり書いてるけど、今回は久々のテレビで初のミステリーなので勝手が大変だけど、最近の脚本的マイブームがドラマとか短編なので、その経験を生かせたらなーと。


あとそれとは別の超短編も書いている。これは淺越とか伊藤さんとか津和野くんと手分けしつつ。

こっちの方がお目にかかるのも情報公開も遅くなるかな。
お楽しみに。


プライベートでは度々肉を焼いている。

家で厚手のフライパンで焼く場合、牛肉より豚肉の方が成功率高いのなんでだろう。 原理は一緒、部位もだいたい一緒のハズなんだけどな。

自炊にしちゃ贅沢だけど、まぁ外食に比べたらね。
肉を焼くというエンタメ。


そしてアガリスク次回公演『かげきはたちのいるところ』も進行中。

まだプレ稽古数回だけだけど、楽しくてしょうがない。

ここ最近稽古ないからあれだけど、創作過程はどんどん上げていきます

『かげきはたちのいるところ』公演特設ページ

 

ダブルで実行中

だいぶあいてしまいましたが、現在、国府台ダブルス『いざ、生徒総会』『卒業式、実行』の二本立て公園の本番中です。

残すところあと1/26(日)と27(月)の2日間4ステージ、各作品2ステージずつです。
早い!もう終わっちゃう!

おかげさまで両作品とも初演を超える評判で、はっきり言って大好評いただいております。まぁ好評しかネットには流れないってフシはあるけれど、今んとこそれを信じさせてくださいよ。
一日に両方上演するようになってからは、ダブルで観劇していただく方も結構沢山いて嬉しい限り。

 

『いざ、生徒総会』を見てると卒実目線で「各話に主人公がいて最後集まるのズルいよなぁ」と嫉妬に近い感情になるし、『卒業式、実行』を見てるといざ〜目線で「やっぱぶっ続けで最後までいく一体感だよなぁ」と嫉妬に近い感情になる。 情緒不安定ダブルス。

明日というか今日1/26(日)は14:00から『卒業式、実行』、19:00から『いざ、生徒総会』です。
どちらもほぼ完売で、当日券が若干枚数出るのか出ないのか…?詳しくは朝、filamentz公式のTwitterをご確認ください。

で、1/27(月)の千秋楽はまだまだご予約可能です。ぜひ最後を目撃しに来てくださいませ。

詳細:公演特設ページ

ご予約:チケットペイ


あと、国府台ダブルスの初日に、アガリスク次回公演の情報も公開されました。

 

劇団員とコータさんという超コアなメンバーで挑む、極左暴力集団のゆるふわホームコメディ『かげきはたちのいるところ』。
ゴールデンウィークを丸々使う、サンモールスタジオ2週間ロングランです。

こちらはまた追って。

1/12 卒実一日稽古と撮影

朝から販売用パンフレット的上演台本?用の写真撮影。
白黒だけど、ガッチリ製本して、冒頭に登場人物紹介の写真付きの台本を販売するのでその撮影。卒実編。

そして、完本した改稿版台本のクライマックス稽古。
ドラマとして、物語的な意味とかを突き詰めるってより、ネタとして、段取りとしてザクサク詰めていく。

そして、音響の久郷さんも来たので、クライマックスの1/4くらいの展開を通してみる。

ドラマ的にここで締めるぞ、とかはまだまだ改良の余地がある。
でも、ちゃんとアツいし、アガるところはアガるし、ネタとしても面白いと思う。
序盤で関係性をキチンと伝えて、適切な速度でここにいけば、ちゃんと面白い。ド派手なバックステージコメディである。

ただ、長いんだよな…終盤1/4の展開で40分かかっちゃってどうしようだ。
これからカット祭りが開催される。

ただ、このカットでネタを損なわずに圧縮していく作業、俺はそんなに嫌いじゃない。セリフ覚える役者さんは大変だろうけど。
煮詰めて味を濃くしていく感じ。


国府台ダブルス、『いざ、生徒総会』『卒業式、実行』共にギュンギュンに作っています。
そして、チケットも売れてきています。
両作品ともS席は完売(卒実はまだ数枚ある?)。

『いざ、生徒総会』は1/25(土)14:00の回が全席種とも残席少なめ。
『卒業式、実行』は1/26(日)14:00の回が全席種とも残席少なめ。

ぜひ見逃して欲しくないお祭り興行。
「学園モノ」ってより「民主主義モノ」なコメディ二本立てです。

1/6 今日も両作品稽古

朝から稽古場に入って作業して、そのまま『いざ、生徒総会』も『卒業式、実行』も稽古。

『いざ、生徒総会』は第2話細かく返して、通し稽古まで。
もっと各要素のつなぎをタイトに、ネジを締めたら味は濃くなるはず。
でもモノローグ+着替え+転換っていうややこしい手を、池谷くんが余裕でこなすからそこは安心している。

『卒業式、実行』は序盤の榎並田中を固める。
そして終盤のお話がガッと動くところ、中田先生登場Part2。
話者を変えたり根本の国府台的思想を話したりあーだこーだ揉んだ。

1/5 両作品稽古

国府台ダブルスの固定稽古場に入った日。

『いざ、生徒総会』稽古から。

第1話の通し稽古をした。大きなミスはないけど、なんか盛り上がりに欠ける回。ネタとしてもドラマとしても。そして尺も長い。
ただ、間延びしているとは思えない。
なんだこれは。原因を探らなくては。

そして第3話の抜き稽古。
実寸でやってみてわかるものがたくさんある。

第4話の通し稽古。
細部で「ここ惜しい」はあるけど、かなりいい感じ。
コントとして結構楽しい。
あと、劇構造的にやることの方向性が定まってるので、サクサク進むのもあるのかも。
初通しの完成度的には結構いいセンいっている。


後半は『卒業式、実行』稽古。

中田先生周りの新しいシーンを読み合わせして、作品的な解説。

その後、中田先生の前半のシーンを細かく当たって色々決めていく。

それから、通し稽古ってほどじゃないけど、卒実の前半を止めつつ流して当たってみた。
サイズが変わったり、人が代役だったり、頑張って台本外してみた人もいたりで、結構しっちゃかめっちゃかになってしまった感。

前の稽古でワクワクしていたシーンがなんだかときめかなくなっている部分もあったので(場のルールが定まってなかったりとか、受ける側と噛み合わなかったりとか)、そこの対策をしていきたい。

起こるイベントの量がめちゃ多いので、順に整理したいが、いかんせん短編じゃないので順に当たると時間がかかってしまう。
とはいえ改稿によって生じた新しいシーンもやらねばだ。

短編と、ワンシチュエーション2時間モノの難易度の違いを思い知っている。
「卒実は改稿があるけどシーンを立ち上げる速度は(共通認識の多い劇団員が多いし)早い」と思っていたが、ワンシチュエーションものってやっぱ大変ね。

ただ、今日配ったシーンで語ってる内容とか、国府台シリーズの一番深いところを突きつけて、ドラマを展開しているので、見応えは超あると思うんだよなー。

1/4 こもって執筆

卒業式、実行の直しと打ち合わせが溜まりすぎているので、『いざ、生徒総会』の稽古をオフにさせてもらって色々進める。みんな、すまん。結構自主的に集まって稽古してくれたみたいで、ホント助かる。。。いい座組みや。。。
そして各々結構収穫があったようで嬉しい。

舞台監督と諸々確認して、卒実の大変そうな舞台の処理にちょっと光明が見える。

『卒業式、実行』の中盤の、場のルールがゴチャゴチャしてよくわからなかったところを直してる。行ったり来たりで結構時間を使う。

中田先生が後半に場を動かすところを書き直す。この話の結論部分のヒント、つまりは俺なりの国府台論を、仙人たる中田先生に代弁してもらうシーン。
ここ書いてて気づいたけど、そうなんだよな。
大好きな国府台語りを、大好きなコメディの形で、好き勝手にやらせてもらう、しかも仕事っていう、この世の春みたいな状況なんだよな、今やってるの。
すでに初演からある要素と、どうしてもやりたい要素の情報の処理が大変すぎてムキーってなるけど、天国みたいな仕事であることを忘れないようにしなければ。

2万人だか3万人だかの鴻陵生に届くといいな。
ご来場、お待ちしております。


昼はコーンフレークと餅とコーヒーというわけのわからない昼食をとり、夜だけ鶏肉を焼いた。
見栄えがよろしくない。そりゃ料理に集中してる場合じゃないのだけど、雑さが出てるな。

1/3 卒実稽古

朝から改稿の作業を進める。

そして稽古。
榎並と、その動機になる田中先輩のシーンをあたり、その後はこないだ飛ばしたところ、新しいところと順次どんどん動線やニュアンスを整理していく。

もうね、ホント交通整理なんだよな。

人数も事件の数も多いから、キチンと整理していかないと、シーン単位で面白くても通した時に訳わからなくなりそう。

そして、事件が多いからこそ、人間関係や感情や人への矢印を置き去りにしないようにしなくてはですね。

1/25、26の土日は6割〜7割ほど埋まってきています。
S席はほとんど完売。
初演より全方位的にパワーアップしてて、っていうかそもそも変わってて、「これやったらもう舞台裏のコメディやんなくていいや」級の全部乗せでお送りします。

ご来場お待ちしております。


帰宅後、ハンバーグのリベンジだけする。
焼きすぎて片面焦げたけど、概ね上手くいった。