演劇作品の結末までのあらすじを残そうぜ、って話

Twitterに連投したのを置いときます。
演劇公演が終わった後に脚本家がやるべきことは、感想や創作過程の振り返りではなく、結末までの詳細なあらすじを書き起こして残しておくことなんじゃなかろうか(できたら舞台写真も添えて)。
ビデオとか戯曲とかもあるけどさ、もっと気軽にアクセスできる形態で、演劇作品の中身が残るべきだよなー。
もちろん「演劇作品は生で見てなんぼ」ってのはわかるし、「見れなかったのを悔しがるべし(そして次に行きたくなるべし)」って意見もわかるのだけど、それは演劇鑑賞のうえでの理屈であって、データベースとか情報の蓄積って点では、誰もがアクセスできるところに表面的な情報は残っていた方が良いわけで。
もう終わってるから宣伝や集客につながるわけじゃないし、ぶっちゃけ面倒なんだけど、“小劇場演劇シーン”ってのがあるのだとするなら、シーンの為にはだいぶやるべきことだと思う。
みんながそれをするようになれば、後に作る人の為にもなるし、見れなかった人は悔しがって次の公演予約するかもしれないし。
俺も、ヨーロッパ企画の『冬のユリゲラー』が再演されてDVD化するまでは、「サマー~に次ぐ代表作」と言われつつ中身のわかんなかった同作のストーリーが知りたくてしょうがなかったし、たまたま「劇団演技者」ってTVの企画で映像化されたのをブログに書き起こしていた人がいて相当嬉しかった。
ということで、次回作『わが家の最終的解決』からは、あらすじ全文掲載(舞台写真載せ)を書きます。宣言しないと面倒くさがりそうなので書きました。
脚本家の皆さん、みんなこれやりませんか?
内容の被りを回避したり、アイデアを拝借したり、引用したりに役立つし。
それに、文末に台本とかDVDの販売のリンク貼っとけば、ちょっとは買ってくれるかもしれないっすよ。
そんなに言うならお前がやれや、ってなわけですが、とりあえず次回作では書きます。過去作までさかのぼって書くのは少しお待ち下さい。