コーヒーカップオーケストラ『吉岡再生』見てきた

●コーヒーカップオーケストラ
もう日付的には2日前になっちゃうけど、28日に塩原さんの出てるコーヒーカップオーケストラ『吉岡再生』を見てきました。
自分は、コーヒーカップオーケストラといったら、コントレックスの宮本一人舞台で宮本さんが一人でやった告白のコント、あの終わり際の可笑しさ・切なさこそが本質な気がしてるので、この路線だよなぁ、と。
あと単純に、色んなことが無駄すぎて意味不明すぎて面白かったです。
泣き笑いだったのか笑いすぎて泣いたのか不明だけど、なんか見ながらちょっと泣いてました。そして、鬼塚ちひろ×斉藤コータ×モリサキミキのコラボはここ最近の芝居で一番笑ったし、ここに関しては確実に笑いすぎて泣いた。
モリサキさんが完全に開眼してたのが印象的。今までなめてた!ごめん!って言いたくなるほど。
そして、以前に乱雑天国でコントレックスに出て頂いた中尾ちひろさん(温泉きのこ)が、驚くほどお芝居が上手くて、キャラというか居ずまいに安定感があった。良かったなー。
あ、塩原さんはキレ塩原パターンでした。キレてるとき、振り抜いてるときはいいっすね。逆に抑えてるときに宮本節で喋るのにすげー苦労してるのが見えた。
今回は後半部分で意外と「お話」に一気に舵を切り、前述の「宮本さんのあの感じ」を前回にしてくるのだけど、その優しい苦い感じだからこそ、ストーリーの進行自体はサクサク進んで欲しかったな、とも。
舞台も711とは思えないくらい色んな仕掛けが会ったんだけど、個人的にはそれよりも、CCO特有の色んなものを省略したり開き直っちゃう、スムーズでスマートな舞台の使い方をして欲しかったなぁ…。
とりあえずお勧めなのは間違いないです。
みんな、シアター711へ急げ!
コーヒーカップオーケストラ2012冬『吉岡再生』
2012年11月28日(水)~12月3日(月)
下北沢シアター711にて
詳しくはこちら
下ネタで青春で男のコでコメディ…なんて言ったら、20代の男が作る小劇場演劇には掃いて捨てるほどありそうだけど、やっぱり何かココにしかない独特の味(なんだろう、可愛げ?圧倒的可愛げ?)があって素敵なので、そしてちょっとは両想いらしいのでコーヒーカップオーケストラと一緒になんかやります。2013年。まだ「なんか」としか言えないけれど。
そしてなんというぬるレビュー!小学生の感想みたいになっちゃったけどもういいや!

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