さて、ナイゲンの台本を書きながら稽古稽古稽古の日々です。
今回はいつもの作品よりも「演劇っぽい」「お話っぽい」(ネタ←→お話、の数直線があるのならば「お話」寄り)です。
なんですが、というよりだからこそ、逆にこういったシンプルで短くてギュッとしててクール(そう、何より「クール」って表現が似合いますね)な表現に憧れてしまう、羨ましさを覚えてしまう昨今です。
そんな映像を電子の海からいくつか。
パンクブーブー(漫才)
パンクブーブー The Manzai
構成がキレイすぎ。そして漫才コントとかじゃなく、純粋に「この二人の与太話」という漫才らしい漫才。M-1獲って以降にさらにこの「後から情報付け加える」ってスタイルを確立したのがすごい。そしてそれが全部ウケるためにしか使われていないのが美しい。
Perfume『wonder2』
Perfume 13 Wonder2
前にも紹介したかもしれないけど、Perfume先輩の初期の必殺エンディングテーマ。売れた後もだけど、この当時の「次にいつライブがあるかわからない」「解散もありえるよね」という空気が底流に流れる中でのライブの最後の曲って、何とも言えない終末感が相まってグッとくる。そしてエンドロールの流れるタイミングよ。
lyrical school『おいでよ』
lyrical school「おいでよ」
こないだまでtengal6って名前だった、日本語ラップ・アイドルユニットのlyrical schoolの両A面デビューシングル『そりゃ夏だ!/おいでよ』のうち、おいでよ。
これもwonder2みたいなライブのエンディングにながれるっぽいシットリとした(でも踊れる)曲なんだけど、このMVがすごい。なんでも、これは今年のアイドルフェスTIF2012において、出演を予定していたステージが壊れて場所がなくなった末に、周りにいたファン達と一緒にそこらへんを歩いて歌ってたら人が集まってきた、という奇跡の映像らしい。そしてそれをYoutube公式チャンネルに採用しちゃうあたりも素敵。
何より曲が良い。tofubeatsめ…すごいな…。
大人数でカチカチと作りこまれた物語も良いのだけど(久しぶりに観た12人のやさしい日本人はとても面白かった)、こういうのにも憧れる、って話でした。
あと、ナイゲンの特設ページにキャスト紹介が載ったのだけど、女性陣がとても魅力的に写っています。「写真苦手」とかいってる人も何人もいたのだけど、その人の可愛らしさが出てて素敵。
あと、特設ページだけじゃなくてCoRich!舞台芸術にもナイゲン情報載せてます。
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