1/5 両作品稽古

国府台ダブルスの固定稽古場に入った日。

『いざ、生徒総会』稽古から。

第1話の通し稽古をした。大きなミスはないけど、なんか盛り上がりに欠ける回。ネタとしてもドラマとしても。そして尺も長い。
ただ、間延びしているとは思えない。
なんだこれは。原因を探らなくては。

そして第3話の抜き稽古。
実寸でやってみてわかるものがたくさんある。

第4話の通し稽古。
細部で「ここ惜しい」はあるけど、かなりいい感じ。
コントとして結構楽しい。
あと、劇構造的にやることの方向性が定まってるので、サクサク進むのもあるのかも。
初通しの完成度的には結構いいセンいっている。


後半は『卒業式、実行』稽古。

中田先生周りの新しいシーンを読み合わせして、作品的な解説。

その後、中田先生の前半のシーンを細かく当たって色々決めていく。

それから、通し稽古ってほどじゃないけど、卒実の前半を止めつつ流して当たってみた。
サイズが変わったり、人が代役だったり、頑張って台本外してみた人もいたりで、結構しっちゃかめっちゃかになってしまった感。

前の稽古でワクワクしていたシーンがなんだかときめかなくなっている部分もあったので(場のルールが定まってなかったりとか、受ける側と噛み合わなかったりとか)、そこの対策をしていきたい。

起こるイベントの量がめちゃ多いので、順に整理したいが、いかんせん短編じゃないので順に当たると時間がかかってしまう。
とはいえ改稿によって生じた新しいシーンもやらねばだ。

短編と、ワンシチュエーション2時間モノの難易度の違いを思い知っている。
「卒実は改稿があるけどシーンを立ち上げる速度は(共通認識の多い劇団員が多いし)早い」と思っていたが、ワンシチュエーションものってやっぱ大変ね。

ただ、今日配ったシーンで語ってる内容とか、国府台シリーズの一番深いところを突きつけて、ドラマを展開しているので、見応えは超あると思うんだよなー。