テトリミノ=ファクトリーとは。今までのと、今回の。

執筆中なのに深夜にブログを書いている。
そう、それは良くないときの傾向。進んでいないときの傾向。
あ、5/2(木)に新宿コントレックスVol.9をやるのですが、アガリスクはテトリミノ=ファクトリーという過去作をリメイクして挑むのです。
そして台本の作り直しと、今回は映像制作も控えているわけです。なのに台本の段階で進まねー進まねー。
とりあえず、自分の中で整理するために、テトリミノ=ファクトリーとは何なのかを書いてみようと思う。
テトリミノ=ファクトリー。それは、アガリスクが2008年のシアターグリーン学生芸術祭Vol.2で短編枠に参加したときの作品名。
3団体のオムニバス公演で「共通のアイテムとして黒い立方体を4つ使おう」という縛りと「映像使いたければ使えるよ」という条件での作品づくりだったので、「立方体4つの組み合わせといえばテトリス」「じゃあテトリスのネクストブロックを作るヤツら」という思考で立ち上げた30分の作品だったのだ。
そして、アガリスクにとっては初の東京の小劇場シーンへの進出となる作品。どうなるのやら…と期待と不安に胸を膨らませていたところ、蓋を開けたら超ウケた。
いや、今考えると最近の本公演での一般的なウケと同じくらいなのかもしれないけど、今より笑いを取りに行ってわりに今より全然ウケていなかった自分達としては、びっくりするぐらいの反応に感じたのだった(その年の学生芸術祭の他劇団の芝居も結構見たけど、こと笑いで言ったら、ウチか劇団THEメンチカツ成が一番だったように思う。どちらも短編組だったけど)。
そして、2010年3月に調子に乗って長編化して謎の大コケをした。それ以降は作風の変化というか、割と現実社会を舞台にした作品が増えていったのと、最初のテトリミノをやったメンバーの2人が出演しなくなったのとで、そのままに。
ただ、何故か知らないけど、「どこが上手い」「どこが画期的」とかは無いのに好きな作品なので、いつか劇団の所属メンバーが4人になったらアガリスクコントの持ちネタとしてやろうという意思を持ち続けていた。
で、今年の1月に沈ゆうこが入って、ようやく揃ったぞ、と。
その後、1月にも3月にも新宿コントレックスを行っているはずだけど今回になったのは、まぁ置いておくとして。
そういう経緯の作品なのである。
さて。で、今回のバージョン。当然イチから作り直すのだけど、一体全体どういう指針で作り直すのか。
ログライン(脚本用語で、一行で言うとどんな話?ってやつ)と言って良いのか?このコントを一言で言うと「テトリスのネクストブロックはこいつらが(私情たっぷりに)決めていた!」になるのかな、と。
あくまで「テトリミノをつくる話」であること。
「ゲームをプレイしているプレイヤーと、次に落とすテトリミノを決めているこいつらの関係、そこに終始する」ということ。
「リーダーを中心とした作業員4人とプレイヤーが、テトリスを通じて会話する」という背骨を決めて、そこを盛り上げるため、またはそこに至る道を作るために登場人物一人一人の属性から来るネタやイベントが存在するべき。
と、最後でいきなり訳わからなくなったかもしれないけど、今日ばっかりはいいのだ。自分の整理のための記事。

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