舞台化っていう乱暴さ

土屋アンナ主演予定の舞台の件、世間を賑わしてますね。
原作者の言い分が真実なら制作サイド駄目だなぁと思うけど、まぁありそうな話だよなーとも思う。ここ一、二年で見た「その感じでどうやって演劇で稼いでんの?」と言いたくなる胡散臭い人を思うと。
ただ最近、舞台の事件がニュースになるたびに思うのは、「けしからん」じゃなくて「やべ、気をつけよう」だったりする。
元来自分も、仁義や思いやりよりも企画を優先させちゃいがちなので。
もともと、実在する何かをフィクションで表現する、って結構乱暴な行為であることを自覚しなきゃいけないのかも。
例えば「ナイゲン」って国府台高校と明記してやってるわけで。
もちろん自分は圧倒的に愛をもって扱ってるつもりだけど、国府台高校に対する愛着の持ち方なんて関係者の数だけあるわけで、誰かからしたら「ふざけんな」って思うような切り取り方になってる可能性もある。
どういった場合にどういった対応をするのが人語を通したことになるかって、正直難しい。