みんなのへや稽古。
台本の修正を見据えた話し合いからスタート。
各登場人物なりに「こここう思った」「ここ膨らませられる」を収集しようとしたけれど、そもそもこの話の全体像を掴むのが大変とのことで。
一旦、相関図を書いてみようと。
元々の関係性、誤認している矢印、「この人から姿を隠す」「◯◯が見つからないようにする」といったミッション・ルールの矢印。
増えていく矢印を一枚の紙に全て書いていったら、とんでもないことになった。
でも、これを作りながら「この情報抜けてませんか?」とか「ここ、この情報が訂正されたらこれも一緒に気づくのでは?」といった話がたっぷりできたのは収穫。そうそう、みんなその相関図脳になってくれると素敵。
その後、冒頭を立ってやってみよう、ということで立ち稽古。間取りは変わるかもしれないけど、とりあえず初演のままで。
台本レベルだと「長いな」「いらないな」と思っていたやりとりが、俳優が立って動いてみると成立していたり、むしろセリフを喋っていない俳優を見せて理解させる時間のために必要だったり、色々発見。
あと、冒頭の一人で無言で空間を埋めなきゃいけないシーンが、結構いけた。
1分くらい余裕で見てられるし、本人も平気そうだし、そもそもそこでやらなきゃいけないタスクが多いので1分くらいはかかっちゃう。
江益凛やるなぁ、と、渋谷裕輝うまいなぁ、を実感。