路上演劇祭2

朝から路上演劇祭2

徹夜なのか寝落ちなのかよくわかんないままダラダラと朝を迎えて路上演劇祭の会場へ。
ま、路上だからいいんだけど、贅沢いったらバチ当たるんだけど、会場が思いのほか奥にスコーンと抜けた広ーい空き地で、そわそわしながら準備。

とはいえ、事前に聞いていた前日比よりもかなり沢山のお客様が11:30から来てくれていて嬉しかった。
最初「あれ、これトップバッターでラッキーだったのでは?」とも思ったけど、最後まで順調にずっと多くの方にお越し頂いていた模様。感謝ですね。

『エクストリーム・シチュエーションコメディ(ペア)』は、最初こそ声の通らなさで「頑張ってる感」が見え隠れしたけど、作品の性質上「ミスというネタ」があったり、さらには「ミスというネタの皮を被ったリアルミス」のハプニング的な笑いを皮切りに、ちゃんとウケてよかった。
この作品は中身か外側かどっちかは引っかかるから安心だ。
淺越×榎並ペアはタイプが違い過ぎるから結構よかったのでは。なんだろうな、絶妙なヘッポコ感(っていうほど出来ない二人じゃないんだけど、可愛げというか抜け感がある二人組。これとても大事だと思う。)
風の強さに帽子が飛ばされて無くなってしまうのを懸念してたけど、それは起こらなかったけど、なんと帽子の名札のみ飛んでいくというハプニング。
しかもそれが例の「照明」って役になった直後だったので、シンプルにそのネタが一つ潰れて残念。

カンパというかおひねり?も思いの外沢山入れて頂いて、ありがたかったです。

その後は「カレー演劇論」研究家の淺越教授と榎並助手として司会進行。
だけど流れはぶっつけだし、打ち合わせもしてないので、空気を読んでやるしかない。
さらには「今やった演目がいかにカレー的か論評する」という小芝居を挟む仕様にしてしまったので、毎回、前の団体が上演している間に、演目をカレーにこじつける大喜利的なミッションが発生。めちゃくちゃ大変だった。

上記のように放送作家的なこともしつつ、MCにキュー出したりとタイムキープもしてたので、アガリスクの演目終わってからも超バタバタした半日だった。カレーフェスティバルなのにカレーを食べる時間(テイクアウトする時間も)ないっていう笑

でも、乗り打ちで複数劇団オムニバスのコントライブ「新宿コントレックス」をやっていた経験に助けられたなぁというのを実感。
これは演目の上でも進行の上でも。
野良に強いって格好いいと思うので。だからもっと強くなりたいですな。
まぁ普通の演劇も上手くなりたいけども。

途中抜けして『みんなのへや・改』稽古へ。
16時に慌てて向かったら、稽古場を18時からしかとっていなかったという最悪の凡ミス。みんなごめんなさい。

今日も「ネタをネタとしてやる」の稽古。
うーん、何か違う策を試すなり、ブレイクスルーをしたいところだ。