稽古と欽ちゃんのドキュメンタリー

公共施設をまわって稽古場を取り、家で色々作業をしてたら、あっという間に夕方。

* * *

川口菊池の二人芝居『宇宙からの婚約者』稽古。

中盤?の抜けてた部分を追記したので頭から最後まで通して読んでみる。
前半終わった時点で「あれ…?」とは思ってたのだけど、案の定早すぎる。
別にランタイムが短いこと自体は悪くはないんだけど、ほとんどのやりとりにタメがなくなって、葛藤がなく単色になってるので、ポンポン会話してるのに情報量が少ない事態に。
まぁ、昨日データで渡していきなり合わせてみたところもあるから、そこはしょうがないんだけど。

なので、追記部分から前に渡してたラストシーンまで、細かく解説をして本読み。
中盤以降は、前半よりもさらに「笑わせたいの?泣かせたいの?なんなの?」がすごいスピードで入れ替わるので、そのバランスを取るのが難しい。

いや、「入れ替わる」じゃなくて常に両方とも流れてて、どっちが表層に出てくるか、どっちの割合が多くなるか、みたいなことなのかもしれない。

こんな悲劇みたいなラブストーリーみたいなことやってて大丈夫か!? って心配になるくらいには熱い芝居を作っています。 ギャラリー公演の二人芝居だけど、こじんまりはしたくないよね。

* * *

そして、深夜にAmazon primeで『We Love Television?』を見る。

欽ちゃんが2011年に視聴率30%番組を作ろうとする姿を記録したドキュメンタリー。
Rhymesterの宇多丸氏とか、あの人とか、みんなが「物作る人みんな見た方がいい」って言ってたけど、その評判本当だわ。と思った。

「視聴率100%男」こと萩本欽一が「テレビってのは数字だから…」と明言しながら、それでいて「数字じゃないよな」を体現している。

『We Love Television?』

演劇で、劇団で、こういうことがしたい。
もちろん「視聴率が」とか「結果が」ってことじゃなくて、この番組そのものみたいな。
その「さま」を、その「熱」を見せて巻き込んでいくようなこと。

フラガールと執筆と映像チェック

『いざ、生徒総会』の会長こと池内さんが所属している昭和芸能舎『フラガール2019』を観た。赤坂RED THEATRE

話には聞いていたし、初演の記録映像を池内さんに見せていただいたことがあるので、ダンスがすごいというのは知っていた。
それも圧巻だったんだけど、印象的だったのは台詞(主に長台詞)の部分。ストレートに自分の思っていることを吐露する場面だった。
やっぱ映画と舞台で一番威力が違うところってそこだよなぁ…というか。
客観視点(が多い)の映像で観たら説明的だったり熱すぎたりエモすぎたりする言葉も、生で、目の前で、誰かに言われると、喰らうよなぁ…と。
「舞台は声だ」みたいなことを聞いたことあるけど、うん、まぁ確かに。
演劇って照明もない時代からあるから、「語り」が一番の武器だ、というのを再確認したのでした。

あと赤坂レッドでは珍しい、劇団らしい泥臭さ(なんせ出演者がみんなして場内案内やって物販やってんだよ、ギリまで。終演後おもむろに劇場内で面会が始まるんだよ)が良かった。
フラガールの舞台版って、近い日程でプロデュース公演版もあったと聞く。
そっち観てないからあれだけど、この演目って、プロデュース公演じゃないよね。劇団でやってこそ、みたいなところがあるよねぇ…と、しみじみ思ってしまった。

池内さんが引っ込み思案な女子高生から完璧超人な女子高生になる舞台『いざ、生徒総会』はこちら

* * *

その後、地元のファミレスで『宇宙からの婚約者』の抜けてた部分を追記。
ただの説明台詞にはしたくないけど、ガンガン情報を出さなきゃいけない場面でもある。

直前に見た芝居の影響でちょっとエモーショナル寄りになってしまったきらいも。
先日の『発表せよ!大本営!』みたいな、ネタの羅列でドラマを語る、みたいなクールさを目指したいところなので、もうちょっと改良が必要かもしれない。なんにせよ、役者が声に出してからの改良か?

* * *

その間にアガリスク作品をいろいろ手伝ってくれる井上くんと落ち合って、撮ってもらった動画の編集についての打ち合わせ。

吉祥寺シアターでやった『エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)』の映像がだいぶ楽しいことになりそう。
まずこちらで指定しなきゃいけないことがたくさんあるので、俺がどのくらい作業するかにかかっているけど…。

卒実脚本会議と大本営コメンタリーとアンタッチャブル

昼間から淺越と『卒業式、実行』の脚本会議。

クライマックスの展開を、式次第(式のプログラム)に当てはめて並べながら考えていく。
「在校生の言葉(送辞)」で熊谷がどうするか、「卒業生の言葉(答辞)」で先輩がどうするか、榎並がどうするか、津和野がどうするか。
先日Twitterに書いたように津和野の熱い使い方は出てる。
当然、今回の仕様にするにあたって、榎並の「これだ!」ってゴールもある。
そこらへんをパズルのように組み合わせていくのが難しい。

あっさり解決するわけにいかないから、クライマックスらしい障壁と解決を考えなきゃいけない。
かといって話の都合に合わせただけの展開だと乗りづらい。
違和感なく、盛り上がる、登場人物のドラマを併せ持つパズルを探している。

抽象的な話になってしまった。
要は『ナイゲン』の「11ぴきのエコ」展開とか、『発表せよ!大本営!』の最後10分間のピタゴラスイッチみたいな、ああいうのを考えてます。

あとちょっとなんだよなぁ…

* * *

そしてそのまま『発表せよ!大本営!』のDVD用のオーディオコメンタリー収録。

自画自賛ですいません、めっちゃ面白かった。なんだこのコメディ。

無駄な展開がなくて、すごいスピードで場面が進んでいくので飽きない。
あと、これはコメディ屋として自慢したいんだけど、ほとんど全部の場面で笑い声の中で次のシーンに繋いでいる。“オチ”ることで「はい、次!」って行ってる。
『いざ、生徒総会』の感想とかで「笑いに全振りしてなくてドラマ部分が良かった」って言ってくれる人もいて、まぁそれはそれで嬉しいんだけど…うーん、やっぱり…こっちじゃない!?

雷舞さんや高木君はもちろんのこと、北川さんも木内さんも「真面目に演じることが面白い」っていうのは当然理解しつつ、ベースとして「面白い身体(の状態)」でやってる。これこれ、これなんですよ。

ダルいシーンがないのって、めちゃくちゃ調べて、どのシーンにもどの登場人物にもバックボーンとかトリビアが背後に控えてて、そういう氷山がある上で必要なシーンだけを切り取っているからなのかな、と思った。
沢山調べた上で「お話の都合」と「ネタとして機能するか」の両方のフィルタにかかって抜けたやつだけが舞台上で喋られている。
このくらい研がないとだなぁ。
明らかに過去冨坂作品で一番上手い台本を書いている。

皆の演技も「ここもうちょいこうしてくれたら…!」が無くて、感心してしまった。

そんな『発表せよ!大本営!』のDVDは年明けくらいに発売です。詳細は劇団公式でそのうち出します。ご予約の皆様、もう少々お待ちくださいませ!

【予約受付】『発表せよ!大本営!』DVD…アガリスクSHOP

* * *

家では漬けていたタンドリーチキンを焼いた。

そして色々作業を続けている中で、Twitterで「アンタッチャブル復活」の文字を見た。
『全力!脱力タイムズ』をTVerで見る。
アンタッチャブルが、山崎と柴田が、また漫才をやっていた。
感動した。

こういうのだよなぁ。
これとか、チャットモンチーの最後のフェスのシャングリラの動画とか。
いや、別に別れた人達が再会してるから、ってことじゃなくて、こういう、人生が乗っかってて、何より幸せそうな表現だよなぁ。。。

バキバキに機能的なネタと、人生とか人間が乗っかったパフォーマンス。
これを目指したいですね。


下書きばっかりの日

一日中、執筆中の作品のメモを書いたり、付箋を動かしたり、劇団の事務仕事をしていたら夜になった。

作業をしているような、でも目に見えて出力された結果が出ていないので何もしてないような、そんな日。

ただ、来年の先々の作品について、おぼろげながら「こんなシーンじゃね?」「現実のこういう要素を取り入れよう」みたいな断片が沢山出てきた。ウトウトしていたおかげ。やった。
まだ漠然とした断片的なメモなんだけど、これ、無くさないようにしないとな。
こういうのをどこに貯めておこうかな、と思う。
デジタルのデータなのか、紙なのか。
こういうのが散逸してしまうのが本当に困るんだけど、書きたくなる時のシチュエーションはまちまちなので、媒体を限定するのも困る。
そして、わざわざ送るほどでもないけど関係者がアクセスすればいつでも閲覧可能なところを作ろうかなぁ。

好きな作家さんがやってる、関係者用の秘密ブログみたいなところに。

作業して稽古

昨日のたくさんの撮影で撮った写真を閲覧用にGoogleフォトにアップしつつ、それを待ちながら事務仕事をして、色々な脚本のアイデアを整理する。

それと同時に素敵な動画を見つけた。
先日、Spotifyで流れてきて「おっ」と思った曲・平井堅の『君の好きなとこ』の松浦亜弥カバー版。

とても好きだった。音源欲しいけど、これは出てないんだよなぁ。

* * *

川口菊池の稽古。

前半を台本持ったまま通してみよっか!ということでやってみる。だいたい30分。
良いところはとても良いんだけど、コントの身体じゃないのと、生理で笑えるテンポや間じゃなかった。根底に「面白いことやる」が流れてないというか。

先日の「コメディ感を表現しようとしないで。本当に別れ話するくらいのフィクション値でやって」って言ってたのと矛盾するように聞こえるんだけど、微妙に矛盾しない。
同じ台本だけど、多分デフォルメのレベルを箇所によって細かく変動させなきゃいけない本なんだと思う。

長いこと「このセリフはこうで」などと解説しつつ返すのをやって、リトライ。だいぶ良くなった。

そんなに共通言語を持っていない俳優との稽古は、時として進みが遅いとか非効率的にも見えるんだけど、とても勉強になる。
脳内で喋りながら書いて、いつものメンツが自然と汲み取ってやっている表現を、「なぜここはタメるのか?」「タメる生理とは?」を考えるし、ここはお話からハミ出てツッコむよねってポイントを「その前のセリフから言外にツッコむ気持ちを持っていればここで出られる」など、言語化して論理的に捉え直す機会になる。

二人とも、ノリノリの良いセリフは真っ直ぐにノリノリにやってくれるので、そこらへんは楽しい。


撮影につぐ撮影からの会議

朝から某撮影。

目覚ましをかけていたのに寝坊してしまった。
起きたら集合時間。
焦って荷物をまとめ、タクシーを拾うと20分でついた。すいませんでした。

初めての場所での撮影だったけど、異常に懐かしかった。
それはメンツによるものでもあり、場所があそこに似てるからってのもあり。

* * *

そして場所を変えて年賀状やら宣材写真の撮影。
例年通り石澤知絵子さんに撮ってもらう。
ジャンプさんも書いてたけど、これを撮ると年の瀬だなぁと感じる。

家に帰って、頂いたデータを見てみたら、みんながフォトジェニック過ぎてびっくりした。
毎年撮ってもらってるから流石に慣れもあるんだろうし、知絵子さんの撮影もあるんだろうし、衣装もあるんだろうけど。

年賀状はアガリスクラブ(って名前もそろそろどうにかしないとな)に住所を書いてくださった方には郵送してます。

* * *

その後、場所を移して定例会
国府台ダブルスのこと、その後のこと(特にその後のことを重点的に)色々と詰めた。

「いつものメンツ」「ドメスティック」だからこそ、外に開いていないといけないよね、と。
キムタクも言ってた、Town&CountryのCMで。

メンバーが固定されているからこそ、それを外に向かってどう伝えるか、見せるかを考えなきゃいけない。
でも、座組みのメンバーをコロコロ変えて、関わる人を増やすことで認知度を広げていく演劇公演のやり方よりも、そっちの方が好き。そして王道なんじゃないかと思っている。

話が逸れた。
とにかく、演劇の練習こそしてないものの、とても劇団としての活動をした一日だった。
こういう日を増やしていきたいし、演劇の上演成果っていうのはこういうものの表出した結果・氷山の一角なんだと思う。

稽古といつものインドカレー2

寝坊をした。

動物にエサをやる係になったけどめちゃくちゃヘタだった夢を見た。なんだこれ。
ニラと紙を手に持ちながら、どの動物に何をやるのか忘れて立ち尽くす。
ツルにニラ、ヤギに紙で正解みたいだったけど、結局あいつら全然食わなかった。 そもそもツルにニラって合ってんのか。

昼間は晴れていたので、某撮影用にヘルメットを塗装。

2019年の令和の世にヘルメットを塗るのって不思議だけど、何かアガるものがありますね。

『発表せよ!大本営!』のDVD用の映像のチェック。
なるべく映画みたいに、サクサク・パッパッと画を切り替えていきたい。
序盤の報道部3人の「言い回しを考えるコント」が楽しい。
そして、全体的にネタというかファニーを貫きながら、ややこしい自体を説明しきっていて、我ながらちょっと感心してしまった。

>お客様各位
作ってるので少々お待ちください。

* * *

川口菊池企画の稽古。
劇中で使う小道具というか効果?の実験をしてみる。これは…だいぶ濃度とか粘度とかあれこれの調整が必要。イズモギャラリーの近い距離で成立させるの大変そう…。

稽古自体は、例によって細かいニュアンスとか「ここがこうだからこうなっててですね、」とかを解説もしつつ。
中盤に、切ないんだかバカみたいなんだかわからない、エモーショナルなシーンがあるんですが。
そういうグッとくる台詞になると出力が上がるあたり、川口さんも菊池くんもひねくれてない若い役者さんらしいなぁ…と微笑ましくなるのでした。

* * *

昨日のカレーをちょっと後から手を加えて改良したやつ。邪道かもだけど。
コクとまろやかさをブーストしつつ、スパイスをテンパリングしたオイルで油分と香りを足してみた。
わかりやすく濃厚で旨くなったけど、スパイスの切れ味はそんなでもないんだよなぁ…。
なんだろう…パウダースパイスの気が抜けちゃってるのかなぁ…。

* * *

明日は宣材写真とか年賀状用の写真を撮る日。

稽古といつものインドカレー

『卒業式、実行』の改稿のために、イベントの整理、登場人物の整理など、組み立てるための地味な作業をする。

夕方から川口菊池稽古。
和室でやりやすかったので、立ちつつ、動きつつやってみる。
「この言い回しになってるのはこういうニュアンスがあるからで…」「ここはこういうディスコミニュケーションが起こってて…」とか細かく解説していくのでかなり時間がかかる。
そして「ベスト夫婦喧嘩作品!」って言って『最高の離婚(第4話)』を見せる。

帰って、家に野村亮太が遊びに来て色々話をしながら、俺は俺でカレーも作る。基本のインドカレー。
鶏肉を煮込むのではなく香ばしくソテーして、後からソースに入れた。
玉ねぎもヒグマ色になるまで炒めた。

なのに、なんだろう?香りが弱い。

クミンをホールで使うのを多くしてパウダーを少なくしたから?
スパイスを入れてから炒めるのが長くて香りが飛んだ?(ある程度は炒めた方が香り出るはずなのに)

全体的に深めの味にはなったが、なんだかカレーらしい香りが弱いカレーになってしまった。

草枕、そして顕史郎さんとのお茶

ジャーマンポテトを作り、台本の作業をし、新宿三丁目へ。

大好きなカレー屋であり以前バイトしていた(今も籍は…ある?)Curry草枕へ。
久しぶりに店長のウマさんに会った。
店の周年のトートバッグをもらった。前回より生地も厚く豪華になってた。
つくづく思うけど、新宿であの価格で12年間も飲食店をやるのって凄いと思う。そして、あの自由な空気を保ったままそれを達成しているのが本当に尊敬する。
何よりカレーが美味い。

* * *

中田顕史郎さんとお茶、というか定例でいろんな脚本の話。

お互いが今やってる演劇の話をひとしきりしたあと、ウルトラ愛溢れる顕史郎さんが爆アガりしてた『宇宙からの婚約者』の台本を渡して、ちょっと中身について話したり。

メインの議題である『卒業式、実行』再演の改稿について。
結局、クライマックスの先輩の「卒業生の言葉(俗にいう答辞)」の部分で何をやるかのパズルを組んで、それ合わせで前を作っていくしかないよね、と。
『いざ、生徒総会』の劇構造とクライマックスのエモさが強いから、それに負けないものにしなければならない。

帰る直前に、仕事道具としてのデュアルディスプレイの話になり、そこから「PC(入力端末)と紙(メモやアイデアをまとめる媒体)」の話になり、結局ホワイトボードなんじゃないか?という話になった。
その結果、前回の記事で書いてた外付けのディスプレイを買う以前に、家にあるホワイトボード使ってないじゃん、と思い出し、こうなった。

卒実脚本会議と川口菊池稽古

タイトルの通り、昼間から夜まで通しでいつもの施設へ。
まずは淺越と『卒業式、実行』の脚本会議をして、夜から川口菊池と二人芝居の稽古をしてきた。

ルームシェアとか演劇の稽古とかしてないと会う頻度が比較的下がるからか、最近見た作品やらなんやらについて喋ること喋ること。
結論「演劇×ご飯の理想の形は、舞台版どっちの料理SHOWだよね」。

『卒業式、実行』の脚本会議では、全く新しくなるクライマックスの展開をあれこれ話す。条件を整理はするが、イベントのパズルは完成せず。
逆サイドというか、それぞれの登場人物に何をさせるかから考えてみよう、ということで、各キャラのキャラ紹介と“どう変わるか”を整理する。
改めて書き出してみると、キャラ紹介のなかに“どう変化すべきか”が入ってるんですよね。「こういうやつってことは…こうなるとアツいよね」が自ずと定められてくる。

卒実副委員長:津和野の可笑しくて悲しい良いシーンができたり、鹿島先生の登場時のポジションとラストのあり方がハッキリしたのと、矢吹先生のスタンスがハッキリした。あと初登場のキャラ・伊藤さんのニクいシーンも決まった。コータさんの役は「しょうもな!」と笑えるけど見方によっちゃ哀しいのにしたい。

もとがどんなだったかを知りたい方はこちら。定点だけど本編をフルで流してます。

皆の人物配置と、それぞれの変化を一覧してみると、ちょっとマンガ的というか、ステレオタイプかな?というきらいはあるんだけどね。
でも18人を2時間でしっかり機能させるとなると、ある程度しょうがないというか。
むしろ「待ってました!」とか「だよねぇ、こいつはこう来ると思ってた!」でアガる方向にもっていきたいと思っている。

淺越とも喋ってたけど、『発表せよ!大本営!』の海軍軍人がキャッキャするところのシーン、木田大佐がゆったりと喋りながら入ってくるところ、あそこの「なんかカッコイイ」風・「キメのシーン」風のって、つい笑ちゃうんですよね。「待ってました!」×ちょいダサって、笑っちゃうし、アガる。

そういうのにしたいっすね。
あと今日はスラムダンクの例えばっかりしてた。安西先生の「聞こえんのか? あ?」とか。
どこのシーンでそれをモデルにしてるか、探してみてください。

* * *

そのまま同じ部屋で川口菊池の二人芝居の稽古。

ついつい「演じよう!」「パフォーマンスしよう!」という“モード”に入ってセリフを読もうとするから、それを止めたり。

もちろん観客に「見せる前提」「こういう情報を与える」って意思は大事なんだけど、その意識と、目の前の人物のやりとりに敏感になるのは矛盾しないんですよね。別の階層っていうか。相反関係じゃない。

あとは「ここのシーンはこれのここに影響を受けてますよ」っつって『いつ恋』最終話をFODで見せたり。

そしてラストシーンをちょっと解説しながら改めて読んでみた。昼間に淺越と喋ってていいアイデアが浮かんだから、補足のシーンを説明しながら。
まさか自分の作品であすなろ抱きするシーンが出てくるとは思わなかった。

今回の『宇宙からの婚約者』、俺の書く『わが家〜』系・ラブストーリー系の中では、かなりそのセンを更新してるんじゃないかって気がする。
ちょっと本当にいい話な気がしてきた。ご期待ください。

* * *

ロバート=デニーロとアル=パチーノが出て、マーティン=スコセッシが監督するマフィア映画『アイリッシュマン』に、ジョー=ペシも出ると聞いて、ときめきすぎている。

ときめきすぎて、『グッド・フェローズ』が見たくなっている。