公共施設をまわって稽古場を取り、家で色々作業をしてたら、あっという間に夕方。
* * *
川口菊池の二人芝居『宇宙からの婚約者』稽古。
中盤?の抜けてた部分を追記したので頭から最後まで通して読んでみる。
前半終わった時点で「あれ…?」とは思ってたのだけど、案の定早すぎる。
別にランタイムが短いこと自体は悪くはないんだけど、ほとんどのやりとりにタメがなくなって、葛藤がなく単色になってるので、ポンポン会話してるのに情報量が少ない事態に。
まぁ、昨日データで渡していきなり合わせてみたところもあるから、そこはしょうがないんだけど。
なので、追記部分から前に渡してたラストシーンまで、細かく解説をして本読み。
中盤以降は、前半よりもさらに「笑わせたいの?泣かせたいの?なんなの?」がすごいスピードで入れ替わるので、そのバランスを取るのが難しい。
いや、「入れ替わる」じゃなくて常に両方とも流れてて、どっちが表層に出てくるか、どっちの割合が多くなるか、みたいなことなのかもしれない。
こんな悲劇みたいなラブストーリーみたいなことやってて大丈夫か!? って心配になるくらいには熱い芝居を作っています。 ギャラリー公演の二人芝居だけど、こじんまりはしたくないよね。
【改めて】脚本・演出します。
川口菊池の二人芝居『宇宙からの婚約者』
プロポーズする男と「ウルトラマンだから…」と別れを切り出す女の二人芝居。
2019年12月18日(水)〜12月23日(月)
@イズモギャラリー
詳細:https://t.co/1doYX0GsSE
ご予約:https://t.co/ZNJmDPSo2n#川口菊池の二人芝居 pic.twitter.com/4OHxELGMJu— 冨坂友(アガリスクエンターテイメント) (@yu_tomisaka) November 18, 2019
* * *
そして、深夜にAmazon primeで『We Love Television?』を見る。
欽ちゃんが2011年に視聴率30%番組を作ろうとする姿を記録したドキュメンタリー。
Rhymesterの宇多丸氏とか、あの人とか、みんなが「物作る人みんな見た方がいい」って言ってたけど、その評判本当だわ。と思った。
「視聴率100%男」こと萩本欽一が「テレビってのは数字だから…」と明言しながら、それでいて「数字じゃないよな」を体現している。
演劇で、劇団で、こういうことがしたい。
もちろん「視聴率が」とか「結果が」ってことじゃなくて、この番組そのものみたいな。
その「さま」を、その「熱」を見せて巻き込んでいくようなこと。