アイリッシュマンとボールペンとタンドリーチキンと

映画『アイリッシュマン』を観てきた。

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノとジョー・ペシが共演して監督がマーティン・スコセッシのギャングもの、っていう強すぎる座組みの映画『アイリッシュマン』が、先日、NETFLIXで公開された。

でもせっかくの座組みだし、そもそも上映時間3時間半って家だと集中できないだろう、ということで映画館で観てきた。池袋のシネ・リーブル。

ドスンとくる終活でした。
なんか『グラン・トリノ』も思い出してしまったな。けじめをつけるタイミングのなかったグラン・トリノ。

『グッド・フェローズ』でトミー役だったジョー・ペシが冷静なボスで、アル・パチーノがカッカする男(マフィアではないけど)なのがなんとも皮肉。

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LINE電話で色々な打ち合わせをしつつ。
半端な夕方に映画が終わったもんで、昼飯を食べる店をウロウロし、汁なし坦々麺を食べつつ。

来年のことが少しずつ決まりつつある。
1月の国府台ダブルスのあと。
劇団としてもいろんな人と組んでいろんな媒体で作品作りをしていきたいっすね(もちろんガチッと演劇公演もやりたいけど)。

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最近、またボールペンをなくした。

いつも、ZEBRAのSurari300っていう、見た目だけ高そうな300円のボールペンを携帯している。携帯電話と同じくらいの頻度で、同じポケットに入れて持ち歩いている。

このペンは、かの有名なジェットストリームに続く低粘度油性ボールペンの一種でゼブラが作った「エマルジョンインク」ってやつを搭載してて、見た目がクールで、銀色の金属で高級感があって、でも300円なので愛用してたんだけど、またなくしてしまった。

いつも、大きな演劇公演をやると小屋入り中にだいたい1本はボールペンを失くす。今回は本番やってない時になくしてしまった。

池袋の丸善の立派な文房具コーナーに行ったのになぜかシルバーとかグレーとかのシックな色の本体が売ってなかったので、諦めつつ、せっかくなので気になってたボールペンを2本買ってみた。

PILOTのjuice up 0.5ミリと、ゼブラのblen 0.5ミリ。

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この間、Twitterにて

こんなことを書いたのだけど、ちょうど機会が訪れたので焼いてみた。

カブとカボチャとジャガイモを、タンドリーチキンと一緒に焼いてみた。

あのピザ窯で焼くと鶏肉は15分でも火が通るし焦げ目もつくけど、皮を裏側までパリッとさせるにはちょい足りないと学ぶ。
あと、野菜を本気で焼くなら鉄フライパンのほうが良いのでは?という気がしてきた。

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いろんな自作の映像作品の直しのやりとりをしている。

撮影もいい感じだし、作品も超気に入ってる(←)んだけど、いかんせんこだわりすぎるとキリがなくて大変でもある。

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そして『卒業式、実行』の直しのクライマックスのパズルをまだウンウン唸っている。

それなりに熱い展開にはもうできるんだけど、もっとギュウギュウの、一部の隙もなくハマってて、関わる人皆がブチ上がれるような濃度まで高めていかないといけない。

とはいえ、そろそろ直す部分をセリフに起こし始めないとやばい。
明日から夜は毎日なにがしかの稽古で埋まるので、早め早起きと昼間の能率的な作業を成功させないと死。死が見える。