『みんなのへや・改』稽古3回目

稽古三日目。

冒頭のストーカー(っていう登場人物)の切ない片想い描写、沼田と拓也の恋など、恋愛関係の小っ恥ずかしい描写を徹底してやった一日。

いろんな形の恋愛感情、関係があるから、ちゃんと切実に誠実に描いた上で、どれも滑稽に見せようね。
という前提作りをした。

その中で思ったけど、歌詞の朗読って趣きがあるし、意図や狙いを読み解いて実践していくの面白いっすね。

GO!GO!7188の『こいのうた』を分析して、朗読したときに一番アガる作戦を考えたら楽しかった。
多分、

教えてください神様 あの人は何を見てる?
何を考え 誰を愛し 誰のために傷つくの?

の「入り」のところと、そこから通常サビに「出る」ところ、ここに力点があるなぁとか。

『みんなのへや・改』稽古二回目

みんなのへや稽古。

台本の修正を見据えた話し合いからスタート。
各登場人物なりに「こここう思った」「ここ膨らませられる」を収集しようとしたけれど、そもそもこの話の全体像を掴むのが大変とのことで。

一旦、相関図を書いてみようと。
元々の関係性、誤認している矢印、「この人から姿を隠す」「◯◯が見つからないようにする」といったミッション・ルールの矢印。
増えていく矢印を一枚の紙に全て書いていったら、とんでもないことになった。

でも、これを作りながら「この情報抜けてませんか?」とか「ここ、この情報が訂正されたらこれも一緒に気づくのでは?」といった話がたっぷりできたのは収穫。そうそう、みんなその相関図脳になってくれると素敵。

その後、冒頭を立ってやってみよう、ということで立ち稽古。間取りは変わるかもしれないけど、とりあえず初演のままで。
台本レベルだと「長いな」「いらないな」と思っていたやりとりが、俳優が立って動いてみると成立していたり、むしろセリフを喋っていない俳優を見せて理解させる時間のために必要だったり、色々発見。

あと、冒頭の一人で無言で空間を埋めなきゃいけないシーンが、結構いけた。
1分くらい余裕で見てられるし、本人も平気そうだし、そもそもそこでやらなきゃいけないタスクが多いので1分くらいはかかっちゃう。

江益凛やるなぁ、と、渋谷裕輝うまいなぁ、を実感。

『みんなのへや・改』稽古初日

稽古初日でした。

パズル的な部分…暫定的な修正のみ行った「ほぼ初演台本」を持って稽古場へ。

諸々の説明の後に、読み合わせ。
予想以上に楽しんで読んでくれたとは思うけど、多分みんな思ったんじゃないかな。「この演劇…物語がねぇ…!」って。

その分、見世物としての「楽しさ」…それは完成度だけじゃなくて、作っていく過程の「なんだか訳のわからないオンリーワンのものを作っているぞ」という期待感もなんだけど…を高めていくことが肝要。

取り急ぎ修正点として、人物としてのグッとくるポイント、劇中よく出てくる「恋」に関しての切なさ・その滑稽さを見つけること。
その上で、先日アガリスクが新宿コントレックスツアーでやった短編『切ない恋』の経験がだいぶ役立つことに気がついた。

切ない片思い(こってりめ)×それどころじゃない状況

は、どんなシチュエーションでやっても大抵面白くなることがわかった。
コレを上手いこと使えば、ストーカーの片思いとか、男性同士でしかも浮気のカップルとか、そういった一般的なカップルじゃない人物の関係性も「奇異なもの」じゃなく手触りを持って描けるんじゃないか。
切実に描いた上で滑稽に見られるんじゃないか。
そんなことを思ったし、それを出演者と共有できたのが良かった。

その後は「俺はこういうスキルを持ってて欲しいっす」という基準づくりのために『お父さんをください』を稽古。
「ツッコミの海の中にボケがあるのが理想」
「前衛のツッコミと後衛のツッコミ」
みたいなスポーツっぽい練習をした。

ただのネタこそ

『みんなのへや・改』の台本を直していた日。

先日、Twitterなどで初演の台本について「あんまり直さなくても面白いのでは…?」とか書いたけど、それは勘違い的パズル部分のみだった。そこは凝ってるんだよなぁ。でもセリフとか人物造形がヘニョヘニョ。というかあんまりそこをやる気がない。

いろんなところをスムーズにして、ダサい会話を直していくだけで行けそうなんだけど、それだと単にシンプルに短くなるだけなわけで。

もっと言うと、ただのネタ台本だからこそ、出演者各自と一緒に物語を見出して、膨らませて「俺達のネタだ」感を確保していかないといけない気がしてきた。
なんというか、ガーッと書き直している最中に思ったのだ。
仕上げたネタを持っていって、最短で組み上げてパフォーマンスできるようになっても「…で?」っていう公演になってしまう気がしたのだ。
なるべくたくさんの創意工夫を共有していかなければならないというお告げのような勘が働いた。

もちろん、バキッと完璧な台本がある現場でも、創意工夫の作品づくりはできる。
でも物語ではなく「ただのネタ」だからこそ、もっと作家と演出家と役者の脳がごちゃごちゃに混ざり合った状態を経る必要があると感じた。

ということで、明日はみんなでウンウン唸るアガリスクっぽい作品づくりをしようと思う。
俺は俺で直すポイントを別で進めつつ。

独り言みたいな日記になってしまった。

チラシの日

朝、玄関チャイムの音で目が覚めた。
宅配便で『みんなのへや・改』のチラシが届いたのだ。

演劇のチラシが自宅に届く経験自体は何度もしているけれど、イチから自分だけでイラレで作ったチラシは初。
今回、チラシを大々的に撒く公演ではないので数は少ないけれど、25日くらいからちょこちょこ折り込まれていきます。見つけたら見てみてください。

ということで、早速届いたチラシを関係者の直近の公演会場に発送することに。
キャリーがないので1700枚のチラシを、いつ持ち手が取れるかわからない頼りない買い物バッグに入れて最寄りの郵便局まで足を伸ばしたところ、日曜閉店で愕然とした。帰り道はチラシが3400枚になったかと思った。

そして『みんなのへや・改』台本を直してから渋谷へ。
今度はアガリスク本公演の『わが家の最終的解決』のチラシ写真撮影に。
撮影はいつもの石澤知絵子さん、デザイナーは津和野くん。

もうだいたい構図は決めていたはずだけど、細かな物の配置をめちゃくちゃこだわって撮影。今回は撮影場所の雰囲気が100点満点すぎたので、欲が出ますね。
来月頭くらいにはデザイン公開されるんじゃないでしょうか。乞うご期待。

その後、チラシのメインビジュアル用ではない写真をちょこちょこと撮影。
とんでもないイケソギ(イケてるネコソギ=甲田守の意)写真と、大変微笑ましい家族写真みたいなのが撮れた。だけどコンセプト的にこれ使わねぇんだよな…。
イケソギは熊谷も見て笑っちゃうくらいイケていた。(↓)これよりも。

 

何度目かの日記書こう期

だいぶ久しぶりになってしまったけど、日記レベルでいいのでなるべくブログを書いて残そうと思う。

とりあえず『みんなのへや・改』に向けて台本を直しつつ、『わが家の最終的解決』の連絡をあれこれやっている日々。あとはWEBアニメの連続モノの台本を書きつつ。作家ウィーク。

そんな中で色々作品を見ていて。

先日、Twitterで前に下北沢ダイハードでご一緒したプロデューサーのつぶやきを見て、第一話しか見ていなかった『義母と娘のブルース』の最終話を観た。
それまでのあらすじは何かの折に公式ページのあらすじを見ていたから知っていたのだけど、それでも最終話クライマックスの、

みゆき「そういうのさぁ、世間じゃ“愛”っていうんだよ」

がすげぇ良い台詞で印象に残った。
その後、Paraviに登録してそれまでの配信分見ちゃったよ。全部。二日で。ほぼ寝ないで。
6話のお通夜シーンは、個人的な事情もあってだいぶ刺さってしまった。そうだよなぁ、悲しむのが仕事なんだよなぁ。
全体的に、大層良いドラマでした。

それにしても、「契約結婚」みたいに「恋愛のフリ」をする作品じゃないと、「普通の恋愛じゃないんで」みたいな顔をしてからはじめないと、恋愛のきらめきを描けない時代なのかな、とも思ってしまった。『逃げるは恥だが役に立つ』も然り。いや、どちらも好きな作品なんだけど。
そして俺も「恋愛じゃないんで顔」をする作品に惹かれちゃうんだけどさ。

それから、食事をしながら久しぶりに生放送で『キングオブコント2018』を鑑賞。チョコレートプラネットの1本目のネタが一番好きだった。
よくいる余裕ぶっこいてる悪役が困らされるネタって、俺もいくつも考えたことあるけど、それであそこまでの盛り上がりを作れるのはすごい。展開をツイストさせまくらなくても、ちゃんとあるべきタイミングで面白く膨らませれば、ダイナミズムは作れるんだなぁと。

でもハナコの優勝も納得。
二本とも「ボケとツッコミ」のやりとりがなくて、次どうなるんだろ?と期待を引っ張るだけなんですね。それってやっぱ「劇」の面白さで。 それであれだけ明確に笑いどころ・盛り上がりを作ってたのはすごいと思う。
早めにボケたくなるし、予想を裏切ったらついついツッコミたくなっちゃうもんなぁ。

そもそも自分達でも短いネタを作るようになって以降、キングオブコントをリラックスして娯楽として観ることはできなくなったのだけど、それに増してザ・ギースがサイコメトラーのネタをやっていたもんだから、先日の自分達とモチーフが被ったもんだから、ついつい心拍数が上がってしまった。

それから、榎並夕起がヒロインをやっている上田慎一郎監督作品『彼女の告白ランキング』を観た。ようやく観た。
ここで配信されてて、上田監督の3作品を810円で観られます。)

『お父さんをください』との共通点をたくさん感じたのと、それまで告白=悪い真実みたいになってる流れでの「実は中国人」ってネタが無自覚なんだろうけど(いやむしろ無自覚だから、か)危ういなぁと思ったのと、主演の人のツッコミが0か100で極端だからもうちょい間を狙おうぜ(いろんな感情、指向性、ノイズなど情報量が含まれた豊穣なやつがいい)と思ったのと、あのテンポ・あの超展開(新しい単語連発)の割に全員ちょっとずつ滑舌が甘いのが気になった。
でも榎並夕起が「若くて可愛い無邪気な女の子」(と装ってるだけなんだけど、それが前フリとして効くくらいに)を言い訳無しで出来てるのはすごいなぁ得難いなぁと思った。見た目がかわいいって強いな。見世物としてアドバンテージ。当たり前だけど。

そして、これは俺の偏見なのかもしれないけど、やっぱり映画ってフォーマットだとついつい「物語」を求めてしまうのが可哀想だなぁと思った。
いや、俺もだな。「こういうただ面白いだけのコントだっていいじゃん」と支持したくなるのだけど、ついつい物語を求めてしまう狭量な自分を発見。
ショートフィルム業界だとそうでもないのかしら。

感想ばかりになってしまった。

明日は『みんなのへや・改』台本直しでWordを直接ゴリゴリいじる段になったのと、あとは『わが家の最終的解決』のチラシの写真撮影に行ってきます。

名古屋へ

敬愛する劇団・ヨーロッパ企画の公演『出てこようとしてるトロンプルイユ』を、東京(本多劇場)・横浜(KAAT)ともに逃してしまったので、いっそのこと、と思って名古屋公演に行くことにする。
とは言っても完全に休みになれる繁忙状況じゃないので、お芝居見る以外の時間は常に喫茶店やらファミレスで台本書いてるんだろうけど。

22(水)の夜行バスが高くて、昼行バスが激安いので、昼に移動して名古屋泊することに。
名古屋には西アサヒという素敵なゲストハウス兼喫茶店があるらしいので、そこを目指すことにする。

西アサヒがあるのは名古屋市西区円頓寺商店街。
そう、『そして怒濤の伏線回収』で飯田や吉岡があーだこーだ言ってる台詞中に出てきた、あの「名古屋市西区円頓寺商店街」だ。
最近になってアーケードをリニューアルした素敵商店街。その中にある、昔からの喫茶店をゲストハウスに改装(併設)したのが西アサヒ。


と、ここまで書いてる時点で、当日未明に予約フォームに入力したまま担当者からの返信がなく、予約は完了していない。
そして、名古屋に着いて改めて電話してみたら、満室。
仕方なく漫画喫茶に行くことに。

夕方に名古屋に着いて、個人的には朝食でもあり昼食でもある食事をしようとうろついていたら、南インド料理の名店「エリックサウス」を見つけたので入店。

スペシャルカレー(鮭とすだちのココナッツなんとか)+ミールスセット

名古屋全然関係ないけど。
なんなら、さっき東京発つときに使った東京駅にもある店だけど。
でも美味しかったからいい。後悔はしていない。

その後、25th『卒業式、実行』のWEBの作業や、TV関係の新しく作ってる企画のネタ出しをして、今宵の宿へ。

お目当てのゲストハウスには泊まれなかったけど、名古屋駅付近のマンボーは広くて綺麗で安かった。

 

『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』第2話今夜だよ

MBS/TBS系ドラマ『怪獣倶楽部〜空想特撮青春期〜』第2話、TBSだと今晩放送です。
この回の脚本を担当させて頂きました。
いわゆる“普通の実写のドラマ”の脚本は実は初めてだったりします。
基本的なあらすじが「怪獣マニアの青年が、ガールフレンドと怪獣倶楽部の同志に対して双方の存在を隠しながら、評論のテーマを見つけていく・・・」みたいなパターンなので、芝居で培ったあんな要素こんな要素も入れつつ書いたりしたのですが、まぁそれは置いておいて。
そういう「初めて」とか「手法」とか以上に感慨深いのは、やっぱりウルトラ怪獣モノだからですかね。
僕は小さい頃、ウルトラマンの再放送で育った子供でした。
ハマりまくっていた頃、帰りが遅くてあんまり家でも会わない父が、たまに夜遅くにウルトラ怪獣のソフビ人形を買って来ては家のどこかに置いておく、というサプライズをしてくれていたことを思い出します。

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あとは、このウルトラ怪獣大全集という本ですね。
ウルトラQからウルトラマン80まで(もっというとハヌマーンとかザ・ウルトラマンまで)の全怪獣を網羅した図鑑。
当時、学研の動物図鑑とこの怪獣図鑑を読みふけっていたらしく、その痕跡(a.k.a.ヨレヨレっぷり)が残っています。
今でもウルトラ怪獣関係の仕事をさせて頂くときには、引っ張り出して怪獣のこと調べたりしています。
今回のドラマ『怪獣倶楽部』は本当にあった怪獣・特撮研究サークルがモデルになっております。そして、そのモデルになった方々が、のちにこの『ウルトラ怪獣大全集』を作った方だっていうんだから、グッと来ますね。
いや、他にもいろんな特撮研究や特撮関係クリエイターとして活躍してるんですが。
まぁ、長くなりますので割愛しますが、ともあれ、「そんな思い入れのあるウルトラマン関係の実写ドラマを1話書いたよー」「TBSだと今晩25:28からオンエアだよー」という話でした。
ぜひご覧くださいませ。
http://www.tbs.co.jp/tv/20170613_4CF0.html
見られない方、放送後には見逃し配信もあるよ。
http://www.mbs.jp/catchup/kaijuclub/

渋谷TSUTAYAでコント「お父さんをください」をやります

ご無沙汰してます(かね…?)
主宰している劇団が今度の日曜(6/4)15時から、渋谷TSUTAYAでイベントに出演することになりました。
渋谷のスクランブル交差点のところにある、スタバとか入ってる例のツタヤです。正確にはあの渋谷Q FRONTっていうビルの7階の、蔦屋書店とWIRED CAFEの一緒になってるフロアです。
観覧無料のインストアイベントですので、ご都合のつく方、お近くの方はぜひお越しください!
というのも、「観劇三昧」っていう、劇団のグッズ販売とか劇団の公演動画配信をやっている会社の計らいにより、渋谷TSUTAYAにてアガリスクエンターテイメントをはじめいろんな劇団の公演DVDがレンタルできるようになりまして。
それを記念して、7Fにてインストアイベントを行うわけです。
アガリスクは「お父さんをください」という15分くらいのコントを上演します。

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“娘とその彼氏がお父さんに結婚の許しを得にいくのではなく、父親とその彼氏が娘に結婚の許しを得にいく”というコントです。
まぁ御察しの通り、くだらない設定かと思いきや性差とかタブーとかを切っていく作品…と思いきやもっと超展開で色んなことをどうでもよくしていくコントです。自分達的には結構お気に入り。
前にやった動画もあるのでもしよかったら▼
お父さんをください(2012.7.13 新宿コントレックスVol.6より)
これを、今回は劇団員の鹿島ゆきこ、甲田守、津和野諒という今回限定のチームを組んで出演します。
出演は15:00〜15:30のトップバッター。
他団体も、一人芝居あり、ショー仕立てありとバラエティに富んだ人気劇団が出し物をしていきます。
こちらは観覧無料で、WIRED CAFEでなんか一品頼んでね、というイベントです。
日曜の午後、渋谷でお茶しながら、コントなどなどを覗いていって下さいませ!
トップバッターで誰もいなかったら哀しいしな!
ご来場お待ちしております!
◇◆◇◆◇◆◇◆情報◇◆◇◆◇◆◇◆
SHIBUYA TSUTAYA x リアル観劇三昧フェスティバル
通称:シブツタ観フェス

日時:6月4日(日)15:00~17:30
料金:無料(WIRED TOKYO 1999にてオーダーをお願いします)
会場:WIRED TOKYO 1999 WIRED TOKYO 1999 東京都渋谷区宇田川町21-6 QFRONT 7F SHELF67内
タイムテーブル
15:00 アガリスクエンターテイメント
15:30 おぼんろ
16:00 ピヨピヨレボリューション
16:30 ムシラセ
17:00 東京ハートブレイカーズ
詳細:http://engeki.jp/2017/05/31/shibutsutakanfes/

コメディってそこまで笑いの量がなくてもいいんじゃない?という悪魔の囁き。

深夜に思考がグルグルしてるから書きますが。
そして『時をかける稽古場2.0』とか直近の作品への考察ではないのですが。
「コメディ」って言葉を前にしたとき、「コメディと名乗らない作品にも笑いの要素がある以上、名乗るからには笑いを第一義とした表現でなくてはならない」「他の価値も求めるなら、笑いの表現として最高値(のウケ)を目指さなければならない」という頑ななスタンスでいた。
七人ワイフのジョンみたいな。
でも、最近ちょっと揺さぶられてる。
「お笑いライブやバラエティ番組と競わなくても、”コメディ”って名乗っていいんじゃないの?」という囁き。いや、笑いの最大値を目指してないけど超面白いコメディ映画やドラマに当たり続けてるからなんですが。
それこそ『最高の離婚』とかさ、『逃げるは恥だが役に立つ』もそうだしさ、『この世界の片隅に』(俺はあれコメディとして感動した側面があるのでそのカテゴライズでいくよ)もそうだしさ。
見進めるための原動力とか、登場人物が愛らしく見えるための要素としての笑いがある、コメディってそのくらいでいいんじゃないの?という囁き。
うーむ、流されちまいたくなるぞ。